ねじ・ボルト締結の緩み防止と疲労破壊防止のポイント<オンラインセミナー>
~ ねじのゆるみと対策、締め付けトルクの決定方法、疲労破壊しない条件と締結部の設計法、ボルト破断事例と対策 ~
・経験や勘に頼らずに荷重に耐えられるボルト形状、ボルト本数や締め付けトルクを適切に算出する手法を修得し、ボルト破断事故や過剰設計を防ぐための講座!
・ゆるみの発生原理から、ねじの力学やボルト締め付けトルクの決定方法やFEMの活用法を修得し、緩みトラブルや疲労破壊のない締結部の設計法に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
ボルト径とボルト本数は、従来、経験と勘によって決定し、ボルトの締め付けは現場技能者の腕に頼っていたのではないでしょうか。そしてその結果、ボルト破断事故や過剰設計によるコストアップを招いていたように思います。
本講座では、ねじの力学を解説し、ボルトが発生すべき軸力と部品に変動荷重が作用したときのボルトに発生する繰返し応力の求め方をやさしく説明します。ねじの計算には摩擦係数が必須で文献に載っていないオリジナルな摩擦係数測定データを提示します。そして、「単純でかつ明快な」ボルトが疲労破壊しない条件を示し、疲労破壊しない締結部の設計法を述べます。また、ねじのゆるみとボルトの疲労破壊とは密接な関係がありますので、ゆるみの発生原理と対策を解説します。
Excelを利用できるPCをご用意ください
セミナー詳細
開催日時 |
- 2021年12月03日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・機械設計に従事する技術者と生産技術に従事する技術者の方
・ねじのゆるみと防止に興味のある技術者の方
・金属部品の疲労破壊の防止に興味のある技術者の方
・機械一般、生産機械、メカトロ機器、ロボット、輸送機ほか、関連部門の技術者の方 |
予備知識 |
・大学1~2年レベルの材料力学、機械要素設計に関する基礎知識
・3次元CADとCADに付随したCAEに関する知識があれば理解が早い |
修得知識 |
・ねじがゆるむ原理とその対策法
・ボルト締め付けトルクから軸力を求める方法
・製造ラインで使用するボルト締付けトルクを自身で決定する方法
・ボルトが疲労破壊しない条件
・締結部の形状、ボルト径、ボルト本数の決定法 |
プログラム |
1.はじめに:ゆるみと破壊の関係に関する誤解
・締付け時のボルトの強度配分
2.ねじのゆるみと対策
(1).ゆるみとボルトの疲労破壊の関係
(2).戻り回転によるゆるみ
a.戻り回転によるゆるみの分類
b.ゆるみ対策の基本的な戦略
c.ゆるみ防止部品
d.回転を防止するだけでよいのか
(3).戻り回転によらないゆるみ
a.戻り回転によらないゆるみの分類
b.ゆるみ対策の基本的な戦略
c.ゆるみ防止部品
3.ボルト締め付けトルクと軸力の関係
(1).トルク係数
(2).ねじの力学
(3).ボルト締付けトルクと軸力の関係
(4).らせんねじモデルを用いた有限要素法による解析
4.金属の摩擦係数のオリジナル測定データ
(1).接触圧力と摩擦係数の関係
(2).ねじ山の接触圧力
(3).摩擦係数実測値
5.締め付けトルクの決定方法
(1).締め付け管理の方法
(2).ボルトに発生するミゼス相当応力
(3).JIS B 1083 ねじの締付け通則の改定内容
(4).弾性締付けによる締め付けトルクの決定方法
(5).簡易的に決める方法
6.ボルトが疲労破壊しない条件
(1).ボルト谷底の応力集中に対する切欠係数β
(2).ボルト谷底の応力集中を考慮した疲労限度の決定方法
(3).締結体とボルト・ナットの力学 -締付け線図-
(4).有限要素法により求めた締付け線図
(5).ボルトが疲労破壊しない条件
7.疲労破壊しない締結部の設計法
(1).軸力計算時に使用する摩擦係数の選定と軸力計算
(2).ボルトの呼び径、本数、部品形状の決定法
8.有限要素法ソフトによるボルトのモデリング手法
・ボルトの呼び径、本数の簡易的な決定法
9.ボルト破断事例と対策
(1).打ち抜きプレス金型固定ボルト
(2).超音波溶接機の振動子ボルト
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キーワード |
戻り回転 疲労破壊 トルク 軸力 トルク係数 らせんねじモデル ミゼス相当応力 摩擦係数 締め付けトルク 応力集中 切欠係数β 締付け線図 |
タグ |
ねじ、機械要素 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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