VCSELの基礎と性能改善技術のポイントおよび応用技術 <オンラインセミナー>

~ VCSELの最新動向、基本設計と基本特性と性能改善技術、センシング・通信・給電への応用例 ~

・センシング技術による物体検出、顔認証や加工技術など幅広く応用されているVCSELの基礎から最新技術まで修得する講座!

・面発光レーザの基本原理と特性・特徴から性能改善手法までを修得し、VCSELを用いた計測、センシング、加工や製品開発への応用に活かそう!

 

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講師の言葉

 面発光レーザ(VCSEL)は半導体レーザの1つであるが、その様々な優れた特徴からこれまでに多くのシステムに利用されてきた。さらに新たな応用を創出するキーデバイスとしても期待されている。

 このセミナーでは、この面発光レーザの基本原理と特性・特徴を解説するとともに、多様な応用や今後期待される新領域における面発光レーザの利点と研究開発課題を解説する。

 面発光レーザは半導体基板表面から垂直に光出射する特徴をもち、東京工業大学の伊賀名誉教授により発案された日本発のデバイスである。超小型、超低電力、2次元アレイ、高出力アレイ、広い波長可変性、など、優れた特性を有する。これらの特徴から、スパコン・データセンターの光配線(データ通信)のほか、レーザマウス、3D顔認証、レーザレーダ(LiDAR)などのセンシング、レーザプリンタなどのイメージングに利用され、さらに、光干渉断層計(OCT)、加熱・加工応用、超小型原子時計など、多様な応用の創出が進められている。また、光無線給電という新領域にも面発光レーザが期待されるため、その最新動向も紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年10月22日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・多様な領域で活用され始めたVCSELの原理、基本構造や最新動向を学びたい方
(3次元センシング、認証、LiDAR、光配線、OCT、医療、車載機器、ワイヤレス給電など)
予備知識 ・理系高卒程度の数学、物理、化学
・レーザの初歩知識(しきい値やスペクトルなど)
・半導体の初歩知識(バンドギャップエネルギーなど)
修得知識 ・VCSEL(面発光レーザ)の特徴の理解
・VCSELの応用範囲など市場動向の把握
・VCSELの基本的な設計指針、性能改善方針の理解
・VCSELの性能の今後の進展
プログラム

1.面発光レーザ:VCSELの最新動向

  (1).VCSELの主な特徴と応用

  (2).VCSELの基礎研究の経緯

  (3).VCSELの研究開発の拡がり

  (4).VCSELの市場の拡がり

 

2.VCSELの基本設計と基本特性と性能改善技術

  (1).微小光源・低電力光源

  (2).単一波長光源

  (3).高反射率反射鏡の必要性

  (4).高反射率反射鏡の適用手法と課題

  (5).光閉じ込めの必要性

  (6).光・電流・キャリアの閉じ込め手法

  (7).VCSELの微小化

  (8).VCSELの効率

  (9).VCSELの温度特性

  (10).VCSELの光出力

  (11).VCSELの波長/材料

 

3.VCSELの応用

  (1).センシング用光源の応用:レーザマウス、原子時計、など

  (2).高速変調特性とデータ通信応用:光インターコネクト

  (3).二次元アレイの応用:レーザプリンタ、通信

  (4).波長可変技術とその応用:OCT、センサー

  (5).3Dセンシング応用:顔認証への応用例

  (6).3Dセンシング応用:LiDARへの応用例とスローライト導波路方式

  (7).光無線給電への期待

キーワード 面発光レーザ 半導体レーザ 高反射率反射鏡 光閉じ込め センシング用光源 波長可変技術 3Dセンシング 物体検出 顔認証 LiDAR 光無線給電
タグ 電子部品LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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