「暗黙知(経験知)の見える化」手法による熟練技術者の技能(スキル)伝承とその具体的手法とポイント <オンラインセミナー>

~ 技術と技能とスキル、知識と知恵、暗黙知と形式知、「暗黙知見える化」への転用、「暗黙知見える化」の内容、タスク分析表の記入方法、「暗黙知見える化」の実際・例 ~

・「暗黙知見える化」に必要な知識を学び、自社で実践するための修得講座

・熟練技術者(ベテラン)の暗黙知であるカン、コツ、ノウハウを引き出す手法を修得し、見える化し、熟練技術・技能伝承や新人教育に効果的・効率化に活かそう!

・豊富な実務経験の講師が熟練技術者の簡単には言葉にできない知識(暗黙知または経験知)を後継者に伝承できるようにする具体的手法をお伝えします

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 設計・開発等の仕事を長期間実施することで熟練(ベテラン)技術者の頭や身体の中に蓄積された、経験に基づくカン、コツ、ノウハウを、「認知的タスク分析」という手法を使って引き出し、「タスク分析表」等に整理することで、熟練技術者が日常的に使っているが簡単には言葉にできない知識(暗黙知または経験知)を後継者に伝承できるようにする具体的手法をお伝えします。

 (時間の関係で、当該手法の裏付け理論の詳細についてはお話しできませんので、講義テキストとは別に詳細な資料を配布し、当該資料に必要に応じて言及することで、裏付け理論の説明に代えさせていただきます。ご了承ください。)

 「タスク分析表」等に基づいて作成した教材(学習用テキスト)を参照しながら仕事をすることで、後継者の自学自習による暗黙知(経験知)の体得が可能となるため、熟練技術者が持つ熟練技術・技能(スキル)の伝承・共有が効率的に行えます。

 少し学んで経験すれば現場で使えるように、具体的且つ詳細にお話しします。

 日本を代表する大企業を始め、多くの中小企業やベンチャー企業を相手に、暗黙知(経験値)の塊と言える弁理士業務を30年以上やってきた弁理士が、暗黙知の見える化の具体的手法をお伝えします。奮ってご参加ください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年10月19日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・製品、部品、生産ライン等の設計や開発に携わる技術者及び管理者
・熟練技術・技能(スキル)の伝承と社内共有に関心のある技術者及び管理者
・熟練技術・技能(スキル)の共有による人材育成の効率化に関心のある技術者及び管理者

予備知識 ・企業における何らかの頭脳労働に関する知識と経験
(設計・開発業務の経験がある方が好ましいですが、講義では、これらの経験がなくても理解できる事例を採りあげて解説します)
・好ましくは、企業における頭脳労働の熟練者が持つ技術・技能(スキル)の伝承や共有に関する関心や問題意識
修得知識 ・「暗黙知見える化」を自社で実践するために必要な知識
・熟練技術者が日常的に使っているが簡単には言葉にできない知識(暗黙知または経験知)を後継者に伝承・共有するためには、具体的に何をどのように考え、何をすればよいか、が分かります
・最も難しい、熟練技術者に対するインタビューのやり方(質問の仕方)と、インタビューによって抽出した情報(質問に対する回答)の整理の仕方の修得知識
プログラム

1.はじめに

  (1).2007年(技能伝承)問題

  (2).ナレッジマネジメントの失敗

  (3).研究開発や設計等の熟練技術者が持つ「スキル」の喪失

  (4).企業における実情

  (5).本セミナーの主目的

  (6).技術と技能とスキル

  (7).知識と知恵

 

2.暗黙知とは何か

  (1).暗黙知と形式知

    a.暗黙知の例

    b.形式知の例

  (2).暗黙知の階層

  (3).暗黙知の種類

  (4).重要な暗黙知

  (5).暗黙知の生成

 

3.「暗黙知見える化」を弁理士が始めた経緯

  (1).エンジニアから特許の世界へ

  (2).特許明細書作成という仕事で培われた3つのスキル

  (3).弁理士の3つのスキルの暗黙知見える化への転用

 

4.「暗黙知見える化」の内容

  (1).「暗黙知見える化」のイメージ(全体像)

  (2).「暗黙知見える化」の流れ

    a.暗黙知見える化の対象となるタスク(仕事・作業)の選定

    b.選定されたタスク(選定タスク)を実行する熟練者の選定

    c.選定された熟練者(選定熟練者)の選定タスクに関する情報の予備調査

    d.選定熟練者との予備的打ち合わせ

    e.選定熟練者によるタスク分析表の記入(自問自答による)

    f.選定熟練者に対するインタビューの実行

    g.補足的な質疑応答

    h.インタビュアーによるタスク分析表の完成

    i.タスク分析表の検証

    j.教材の作成

    k.教材を利用した選定タスクの実践

    l.実践結果に基づく教材の改定

  (3).「暗黙知見える化」の詳細

    a.暗黙知見える化の対象となるタスク(仕事・作業)の選定

    b.暗黙知見える化の対象となる熟練者の選定

    c.選定熟練者の選定タスクに係る情報の予備調査

    d.選定熟練者との予備的打ち合わせ

    e.選定熟練者によるタスク分析表の記入(自問自答による)

    f.選定熟練者に対するインタビューの実行

    g.補足的な質疑応答

    h.タスク分析表の完成

    i.タスク分析表の検証

    j.タスク分析表以外の情報整理形式

 

5.タスク分析表の記入方法

  (1).タスク分析表の意義を考慮して記入

  (2).タスク分析表の形式にこだわらない

  (3).タスク分析表以外の表、グラフ、チャート等を活用

 

6.「暗黙知見える化」の実際・例

  (1).インタビューの実施例

  (2).タスク分析表の記入例

  (3).タスク分析表以外の情報整理形式の例

  (4).教材の具体例

 

7.質疑応答

キーワード 言語化 暗黙知 特許明細書 認知的タスク分析 技能伝承 タスク分析 技能分析手法
タグ 技術伝承教育業務改善人材育成
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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