ワイブル解析の基礎と信頼性予測・検証の実務への応用 <オンラインセミナー>

~ アレニュースモデル、ストレス・ストレングスモデルを用いた信頼性予測・検証の基礎と信頼性統計理論、ワイブル解析、累積ハザードの実践事例とその活かし方 ~ 

・ワイブル解析法を修得し、品質向上・信頼性向上技術を実務に活かすための実践講座

・ワイブル解析の基礎から学び、高品質・信頼性向上を確保し、実務への効果的な活かし方を実践しよう!

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講師の言葉

 この講座を通してのキーワードは開発・設計技術者の「知的生産性の向上」です。
 夫々の分野で活躍する技術者達が鋭い固有技術を発揮する場面において、固有技術を支援し協働する管理技術の中の信頼性技術は技術力のOUTPUTに直結する「知識の実践」という場面で重要な役割を持ちます。それはTRY&ERRORの力ずくで辿り着く道もありますがそれでは組織としての効率も悪いしそれ以前に技術者としてのプライドが許さないでしょう。仕事には誇りがあるからです。
 技術力の結晶としての「仕事での貢献」は「知的生産性の向上」という視点から開発・設計技術者の方々が管理技術としての信頼性理論を身に付け、将に「鬼に金棒」と言われる豊かな技術者人生を送っていただきたいと思います。
 「高い山に登ってみて、初めて更に高い山が見えてくる」ものです。
 オンラインセミナーなので演習は行いませんが、Excel解析の解説を行いますので、後日ご自身で演習を行い「自分で使える」という自信が持つと同時に、職場内にその解析法を広めてください。
 この内容は机上の空論(虚業)ではなく、実務面からの実践的な進め方ですので「知的生産性」を高め、仕事の質を高める貴重なINPUTになるものと確信いたします。

・設計・開発技術者にとっては仕事の質を高める管理技術の一つですが、巷では難解な数式が並ぶ参考書が多くその必要性を認識しつつも敬遠してしまいがちな設計・開発技術者向けに、平易に解説します。

・時間データ、回数データが主となる信頼性データ解析は統計的な扱いが品質管理統計とは異なるので信頼性理論とデータ解析としてのワイブル解析などを基礎知識から現実の事例を踏まえて解説します。

 付加的に、信頼性解析技術の一つとしての「相性の悪さ加減」を評価するストレス・ストレングスモデルの理論と現実の事例を併せて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年07月26日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・開発・設計技術者、設計部門ソリューション教育推進者
・製造技術者、生産技術部門、試験・品質管理部門担当者
・全社的品質管理教育推進者
・ワイブル解析など統計ソフトウエアを使っているが、ブラックボックス的使い方なので解析の仕組みを確認したいと思う方
予備知識 ・特にありません。統計の基礎的知識があれば、より理解が深まります
修得知識 ・設計、開発技術者にとっては常識としての管理技術の一つだが、巷では難解な数式が並ぶ参考書が多くその必要性を認識しつつも敬遠してしまっている技術者達を対象とした信頼性理論の初級講座
・時間データの統計的解析技術として故障率算出、ワイブル解析、累積ハザード解析、アレニュースモデルを学びます
・信頼性解析技術の一つとして「相性の悪さ加減」を評価するストレス・ストレングスモデル解析を理論と併せ現実の事例を学びます
・自信を持って職場に帰りこれらのツールを職場で広めることが出来るよう講義を進めます
・ストレス・ストレングスモデルのExcel 解析法を身に付けます
プログラム

1.信頼性理論の基礎知識

  (1).信頼性の理論

    a.品質管理と信頼性  信頼性工学の位置づけ

    b.信頼性の尺度  信頼度関数と故障率の理論的解説

    c.MTTF、MTBFの意味 

    d.MTTFの区間推定

  (2).故障率曲線(Bath Tub Curve)

    a.故障率演習(時間データから故障率を計算する)

    b.故障率曲線の理解

 

2.信頼性解析のための確率紙

  (1).正規確率紙 確率紙を理解するための導入

    a.正規確率紙の理論的構成 正規確率紙の使い方、読み方

    b.データを正規分布とみなしてよいか「当てはめの検定」への応用

    c.どのような場面で役に立つのか

    d.Excelでの作図解説

  (2).Weibull確率紙

    a.Weibull分布の理論的構成と意味

    b.Weibull確率紙への理論的構成 Weibull確率紙の使い方と読み方

    c.平均ランク法とメジアンランク法

    d.実践事例紹介  加速係数の考え方

  (3).Weibull型累積ハザード確率紙

    a.完全データと不完全データ

    b.累積ハザード確率紙の理論的構成 累積ハザード確率紙の使い方と読み方

    c.どのような場面で役に立つのか  実践事例紹介

 

3.アレニュースモデルによる半導体不具合の信頼性予測と検証

  (1).アレニュースモデル

    a.物理の教科書の中だけではもったいない

    b.アレニュースモデルの理論的構成と意味

    c.アレニュースモデルのグラフ解法

  (2).アレニュースモデルによる信頼性予測

    a.Weibull確率紙と合体したグラフ解法の解説

    b.活性化エネルギーを求める尺度の理論的解説

    c.実例を使ってのグラフ解法の解説

  (3).検証

    a.生産現場の生データは不完全データ

    b.実機試験データの意味を累積ハザード確率紙で読み取る

    c.グラフ解法の予測と比較        検証―1

    d.対策品は不良が無いのは当たり前

    e.MTTFはどのくらいなのかを予測する   検証―2

    f.これらのことから予測の信ぴょう性が担保される

 

4.「相性の悪さ加減」の評価 ストレス・ストレングスモデル

  (1).ストレス・ストレングスモデルの理論的構成

  (2).ストレス・ストレングスモデルの計算法(Excel解析解説)

  (3).実践事例紹介

 

5.ストレス・ストレングスモデルの活用法と活かし方

  (1).寿命予測法への応用

  (2).品質向上への応用

 

 

キーワード 時間データ 信頼性理論 故障率 信頼度 ワイブル解析 累積ハザード解析 アレニュースモデル ストレス・ストレングスモデル MTF MTBF ハザードマップ 品質管理 寿命予測法 信頼性加速試験 
タグ リスク管理業務改善寿命予測信頼性試験・故障解析品質管理未然防止電子機器電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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