自動車業界品質国際規格IATF16949におけるFMEAへの効率的対応と工数削減策 <オンラインセミナー>
~ IATF16949規格のFMEAの要求内容と対応方法、機能展開型FMEAの具体的実施方法、対応のための工数を極限まで削減する方法 ~
・IATF16949のFMEAに必要な設計FMEA・工程FMEA・MSR―FMEAの要求内容が理解でき、その工数を大幅に削減するための講座
・IATF16949規格に従ってFMEAを実施するために必要な膨大な工数を機能展開型FMEAによって1/10以下に削減できる手法が修得できる特別セミナー!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
企業が永続的に存続するためにはお客さまに喜ばれる商品を提供できなければなりません。そしてお客様に喜ばれる商品であるための必須条件は、市場で顧客クレームやリコールなどを起こさないことであり、その潜在的原因をあらかじめ開発段階・量産準備段階で無くしておく必要があります。そのためには新商品が市場で起こす恐れのある故障現象(これを故障モードと言います)を抜けなく抽出する必要があります。そして抽出された故障モードについて、その原因(これを故障原因と言います)をすべて洗い出し、必要な対策を事前に打っておく必要があります。そのために、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001やISO/TS16949などではFMEAを実施することが義務付けられています。
このISO/TS16949が2016年にIATF16949規格としてバージョンアップされ、特に欧米の自動車業界ではこの規格に従ってFMEAを実施することが必須になりました。ところがこの規格に従ってFMEAを実施しようとすると膨大な工数(実務では実施不可能と言っていい位の工数)が必要で、皆様が困っておられます。そこで本講座ではIATF16949規格に従ってFMEAを行うために必要な膨大な工数を少なくとも1/10以下にする方法を学んでいただきます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2021年07月28日(水) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・下記のようなニーズをお持ちの方を対象にしております
(1)IATF16949規格のFMEAの要求内容がどのようなものなのか理解できないで、困っておられる方
(2) IATF16949規格のFMEAの要求内容は理解できていても、それに対してどのように対応すれば良いのか分からなくて、困っておられる方
(3)IATF16949規格のFMEAの要求内容も理解でき、それへの対応方法も分かっているが、それに対応しようとすると、実務上の工数が膨大になるので困っておられる方
(4)IATF16949規格の要求内容を満足できるアウトプットが1/10以下の工数で作成できる機能展開型FMEA(従来の古典的FMEA/FTAを進化させた手法)を理解したいと思っておられる方
|
予備知識 |
・設計開発・生産技術・製造・品質保証などの部門での実務経験 |
修得知識 |
・下記のような知識が修得できます
(1)IATF16949規格のFMEAにおいて要求されている、設計FMEA・工程FMEA・MSR―FMEA(supplemental FMEA for monitoring&system response)の3種類のFMEAの要求内容(要求事項)が理解できます
(2)従来の古典的FMEA/FTAを進化させた機能展開型FMEAとはどういう手法なのか、その具体的実施方法が理解できます
(3)IATF16949規格のFMEAで定められている6つのステップすなわち、ステップ1(計画と準備)・ステップ2(構造分析)・ステップ3(機能分析)・ステップ4(故障分析)・ステップ5(リスク分析)・ステップ6(最適化)の様式に対して、機能展開型FMEAの結果をどのように適用していけば良いかが理解できます
(4)機能展開型FMEAがIATF16949のFMEAへ適用できることを、認証機関もしくは顧客企業に納得してもらうためには、新技術ではなく従来技術の延長線上で設計開発できる部分については、問題なく設計開発できていることを、「設計品質の見える化」という形で示す必要があり、そのための具体的方法が理解できます
|
プログラム |
1.はじめに:FMEAの必要性と位置付け
(1).FMEAの必要性
(2).各種問題解決手法におけるFMEAの位置付け
2.機能展開型FMEAによる設計FMEA
(1).設計FMEA実施対象の明確化
(2).設計FMEA実施のための準備
(3).設計FMEAにおける故障モードの抽出
a.機能展開
b.機能の故障モードへの変換
c.設計FT(Fault Tree)展開の必要な故障モードの絞り込み
(4).設計FMEAにおける故障原因の抽出
a.設計FT展開
b.機能展開の深さの決め方
c.設計FT展開時の留意事項
(5).開発段階の検証アイテムの抽出と検証手段の明確化
3.機能展開型FMEAによる工程FMEA
(1).工程FMEA実施対象の明確化
(2).工程FMEA実施のための準備
(3).工程FMEAにおける故障モードの抽出
(4).工程FMEAにおける故障原因の抽出
(5).生産準備段階の検証アイテムの抽出と検証手段の明確化
4.機能展開型FMEAによる設計および工程FMEA実施結果のIATF16949規格の設計FMEAおよび工程FMEAへの適用方法
(1).ステップ1(計画と準備)の要求事項とそれへの適用方法
(2).ステップ2(構造分析)&ステップ3(機能分析)の要求事項とこれらを同時に満足させるための適用方法
(3).ステップ4(故障分析)の要求事項とそれへの適用方法
(4).ステップ5(リスク分析)の要求事項とそれへの適用方法
(5).ステップ6(最適化)の要求事項とそれへの適用方法
5.機能展開型FMEAによる設計および工程FMEA実施結果のIATF16949規格のMSR-FMEAへの適用方法
(1).MSR-FMEAの要求事項
(2).機能展開型FMEAを実施することによりMSR-FMEAを実施しなくて良い理由
(3).MSR-FMEAの代わりに機能展開型FMEAをいかに工夫するかその方法
6.おわりに
(1).機能展開型設計FMEAの全体像
(2).機能展開型工程FMEAの全体像
(3).機能展開型FMEAを IATF16949規格のFMEAに適用できるようにするための前提条件(従来技術の延長線上で設計開発できる部分の設計品質の見える化の手段)
a.技術標準(試験標準・設計標準)での確実な検証
b.機能系統図と技術標準とのリレイションチャートによる設計品質の見える化
|
キーワード |
自動車業界品質国際規格 IATF16949 機能展開型FMEA 設計FMEA 工程FMEA MSR―FMEA 故障モード 故障原因 機能展開 FT(Fault Tree)展開 リレイションチャート 設計品質の見える化 |
タグ |
規格・標準、業務改善、品質管理、未然防止、FMEA・FTA・DRBFM、自動車・輸送機、車載機器・部品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。