材料力学・破壊力学の基礎と信頼性工学に基づいた疲労設計および破損解析技術 ~演習付~ <オンラインセミナー> 

~ 疲労強度と破壊力学、疲労強度の評価、破壊の分類と特長、非破壊検査と疲労限度予測、フラクトグラフィ ~

・破損からその原因を調査し、疲労設計に応用する方法を修得する講座

・材料力学・破壊力学を基礎から学び、信頼性の高い効果的な疲労設計に活かし、破壊トラブルを未然防止しよう! 

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講師の言葉

 機械的な製品開発に携わる技術者であれば、ひび・き裂など、破壊のトラブルに直面したことがあるのではないでしょうか?
 これら破壊機構を断定した上で、対策案を検討し対策しなければなりません。対策を間違えば、全く対策効果が得られず再発してしまう可能性があります。
 機械部品の破損原因とそれを探るためには、材料力学等の知識について学ぶことが必要です。
 材料力学は専門課程の初期に学習するので専門科目に不慣れであること、数学や物理などが混在していることからとまどいを感ずる場合が多いと思います。
 機械破損などを経験した現状において、材料力学を学びなおすことは、従来よりもよく理解できると思います。
 講習では、材料力学等の知識について学び、演習を通して破損解析を行います。
 さらに、それらを引き起こさないための設計手法(疲労を含む)、材料選択について学び、破壊力学の観点から破壊挙動の解説をします。
 製造業や建設業の技術者の皆さんに、多く理解を深めてほしい内容です。

本講座の申し込み受付は終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月07日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・開発、設計部門、製造部門の技術者の方
・信頼性、品質管理の担当者の方
・自動車、輸送機、航空機、産業機械、設備機械、構造物ほか関連企業の技術者の方
予備知識 ・機械系、材料系の高専・工業高校・大学等出身レベルの知識
修得知識 ・破損から原因を調査し、設計・人的・材料選択などのどこに原因があったのかを理解し、それを設計時に反映できる能力を修得する
プログラム

1.材料強度
  (1).鉄系材料の組織と機械的性質
    a.鉄の種類
    b.状態図
    c.鋳鉄の凝固過程
  (2).材料力学
    a.圧縮応力と引張応力
    b.せん断・曲げ
    c.応力とひずみ線図

2.疲労強度と破壊力学
  (1).疲労設計
    :機械部材にとって作用する荷重や破壊の違い、静的荷重と疲労破壊の違いについて
    a.疲労破壊
      ・疲労破面の観察など実例を用いた紹介
    b.疲労強度の評価
      ・S-N曲線(応力振幅と破断繰り返し数)による疲労限度を求めた評価について
    c.疲労限度に及ぼす機械的性質の影響
      ・材質の硬さや引張強さと疲労限との関係について
  (2).破壊力学の基礎
    :破壊は力と環境と材料によって発生する。また部材の切り欠きなど応力集中について
    a.応力集中係数と応力拡大係数
      ・亀裂等破壊の起点となるか、例題を示しながら応力集中について考察
    b.破壊の分類と特長
      ・破壊の種類をマクロ・ミクロの破面観察などから分類して判断する

3.破損解析技術
  (1).非破壊検査
    a.非破壊検査の分類
    b.音速と機械的性質
    c.非破壊検査と疲労限度予測
  (2).フラクトグラフィ
    a.破壊の分類
    b.破壊の特長
    c.破壊事例

4.まとめ

キーワード 材料力学 破壊力学 材料強度 圧縮応力 引張応力 疲労強度 疲労設計 疲労破壊 疲労破面 S-N曲線 疲労限度 応力集中係数 応力拡大係数 破損解析 非破壊検査 フラクトグラフィ
タグ 金属金属材料破面解析疲労応力解析強度設計材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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