異物分析の基礎と良品率向上のためのデータ解析への応用 <オンラインセミナー>

~ 異物が発生する原因と対応策、分析に必要な知見、分析・解析の際に鍵となる技術、各異物分析装置の種類と使い分け、良品率向上のためのポイント ~

・各分析装置の特徴から最適な分析方法の選択、データの扱い方を修得し、良品率向上へ応用する講座
・微細化している異物をマクロに見るための観察および分析のノウハウを修得し、良品率向上へ応用しよう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 昨今、製品の軽薄短小にともない、異物自体も微細化している。また製品の素材構成も複雑になり、異物、汚染物の構成元素/組成も複雑になり、分析、および対応策のレベルを上げているのが現状である。不具合の根本原因は、凡そ、材料であり、構成素材の変質、または経年劣化した材料が異物として存在するケースも少なくない。異物を構成する分子、原子、および電子の挙動が根底にあり、その視点と知見を礎に積み上げ、マクロに見える不具合を観察し分析することで、解析および考察に深みが出てくる。
 本セミナーにより、異物、汚染の発生メカニズム、分析装置の特徴、最適な分析方法の選択、そして取得したデータの扱い方や考察の方法を習得することで、少しでも良品率の向上にお役に立てれば幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月14日(金) 13:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・異物分析及び製品の信頼性評価に携わっている技術者の方
・機械、材料、自動車、航空、船舶、その他関連企業の方
予備知識 ・異物分析に関する業務に携わっている方
・高校卒業程度の物理と化学の知識
修得知識 ・各分析装置や手法の活用法について修得できる
プログラム

1.異物発生原因
  (1).異物や残差発生原因
  (2).原因追求と対応策
  (3).分析装置の適用範囲
  (4).異物、汚染の種類
  (5).有機異物と金属異物

2.必要な知見と専門性
  (1).無機化学
  (2).有機化学
  (3).物理化学
  (4).物質について
    a.金属
    b.セラミック
    c.有機物
    d.イオン性物質
  (5).分子、原子、電子の挙動
  (6).エントロピーとエンタルピー

3.分析/解析の流れと鍵となる技術
  (1).分析の目的
  (2).サンプル採取
  (3).前処理(フィルタリング)
  (4).断面作成手法
    a.機械研磨法
    b.FIB法
    c.ミクロトーム法
  (4).分析装置へ導入
  (5).データ解析

4.異物分析装置、およびその事例
  (1).前処理装置
    a.マニピュレータ
    b.ミクロトーム
    c.研磨
    d.クロスセクションポリッシャー
    e.FIB
  (2).分析装置
    a.FT-IR
    b.ラマン異物分析
    c.SEM/EDS、WDSによる元素分析
    c.WDSとEDS検出器
    d.EDXとWDXの比較
    g.XPS分析の原理とその特徴
    f.XRD分析の原理とその特徴
    l.SEM検出器による見え方の差

5.良品率向上に活かすためのデータ解析・考察
  (1).材料の知見
  (2).素材変質、経年劣化機構
  (3).分子の挙動

キーワード 化学 異物 マクロ 分析装置 経年劣化 異物化 サンプリング 前処理 断面研磨 データ解析 材料 原子 分子 電子 
タグ 化学データ分析
受講料 一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日