~ 成形材料の特性、最適成形条件、成形不良の発生のチェックポイント、不良の発生の原因、寸法バラツキの原因・要因の理解 ~
・成形材料の特性や射出成形不良の原因を学び、不良発生を未然防止するための講座
・プラスチック成形材料特性、射出成形不良発生の原因を理解し、不良の未然防止技術に活かそう!
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
本講座はWebex meetingを利用いたします
~ 成形材料の特性、最適成形条件、成形不良の発生のチェックポイント、不良の発生の原因、寸法バラツキの原因・要因の理解 ~
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・プラスチック成形材料特性、射出成形不良発生の原因を理解し、不良の未然防止技術に活かそう!
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今まで多くの成形不良の対策に関わってきて思うのは、一口に「成形不良対策」と言っても全てが個別に対応しなければならない個々の不良対策であると言うことだ。バリであったり、ショートショットであってもその原因は様々である。
成形材料の選定が適正でなかったり、その適正温度を誤って射出圧力で「成形品の姿を作ろうとする」と、ゲート部のゲート歪みやソリやゲートクラック、金型の設計強度などの問題に悩まされる。
その成形品形状自体を変えてやらないとガス焼け、シルバーストリークなどの不良が発生し、不良改善にならないなどの連鎖が生ずる。
成形不良の対策技量(生産技術力)は、やはりその成形現場に直接関わる担当者が、成形加工の基礎を習得し、その上に立ってトータル的に「製品開発」に関わる必要がある。成形不良対策のこの事例集は、不良の発生原因を学び不良発生を未然に防ぐ技術力を身につけて頂きたいと思っている。
開催日時 |
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開催場所 | オンラインセミナー |
カテゴリー | オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・射出成形の現場で、直接不良対策に関わられている生産技術、品質管理担当者や成形品開発をこれから担当されようとしている方々 ・これから金型設計に関わろうとしている方々 |
予備知識 | ・成形の現場で、実際に成形不良について経験があればより理解が進みます |
修得知識 |
・不良の発生の原因 ・プラスチック成形材料特性について ・結晶性材料の溶融静特性と非結晶性材料の特性(PVT図)の理解が得られます ・成形不良を発生させないための注意点と、生ずる現象とその対策 ・更なる品質向上のための上流となる金型設計、成形品設計技術部門との関わり方 |
プログラム |
1.射出成形はトータル的な生産システムである (成形不良を未然に防ぐ為の知識を身につけるべし) (1).成形材料の特性を理解する a.非結晶性と結晶性材料が成形品の品質、不良に関係してくるのか b.結晶性材料の持つ融点が、成形にどんな関わりを持つのか (PvT線図の理解、それが結晶化度と成形収縮、寸法バラツキにどう関わるのか) c.成形条件を変えると、成形品にどんな変化をもたらすのか (2).成形機の仕様、スクリュデザインが樹脂温度にどう関わってくるのか? a.可塑化容量を増やすと、可塑化能力や樹脂温度にどの様な変化をあたえるのか b.インラインスクリュ式射出成形機のメリットとデメリットを理解する ・スクリュ有効長と可塑化能力の変化と樹脂温度に与える影響 ・成形材料の喰い込み不良や可塑化時間の変化がもたらす不良など ・1ショット内の樹脂温度のバラツキを成形条件でどう少なくできるのか ・主だったスクリュデザインの違いが1ショット内の樹脂温度の差をもたらすのか ・加熱筒設定温度、ノズル設定温度が実際の樹脂温度とどう関わり、不良発生に繋がるのか
2.最適成形条件をどう見出してゆくのか? (射出充填圧力波形と実充填速度から読み解く力を身につける) (1).射出保持圧力の切替え位置とキャビテイ内圧力の関係をどう理解するのか (2).最適な保圧時間の決め方とゲートシール時間の関係 (3).金型内に流入する溶融樹脂のスキン層形成過程を理解する (4).金型内に流入する樹脂の分子配向が、寸法や強度にどんな影響を与えるのか (5).縦収縮と横収縮の差がどうして表れるのか (6).その分子配向する樹脂の合流点では、どのような現象が現われ、どの様な不良現象に繋がるのか
3.成形不良の発生のチェックポイント (成形の前行程、可塑化行程、射出/充填工程、保圧行程、冷却工程、取出行程など行程過程で出やすい成形不良がある) (1).成形不良の発生部位を考察してみる a.ゲート近傍に発生しやすい不良は?
4.成形不良の発生の原因を推測し、その原因を読み解き、それを取り除く力を身につける (1).時々ショートショットが発生するが、何故? a.規則性があるか?規則性はないか? b.射出充填圧力や射出速度の変化を読み解く c.射出充填圧力波形の変化が流入する成形品のどの部分で生じているのか (2).正常時の充填波形と不良発生時の充填波形の相違から、その原因は金型的要因?成形材料に起因? 射出成形機に起因しているのか?これらの要因を読み解く力量を身につける (3).金型内への樹脂の流入過程と金型内ガスの排出の様子を理解する(金型内の樹脂挙動を理解する)
5.寸法バラツキの原因・要因を理解する (1).可塑化時の樹脂温度のバラツキが与える影響 (2).金型の温度変化や室温の変化、水温&油温の変化がどう影響を与える? (3).逆流防止弁の機能が確実に働いているか? (4).計量時間、計量完了位置が安定しているか? (5).V/P切替えポイントは常に一定か? (6).射出時間、射出圧力、射出充填ピーク圧力は安定しているか? (7).1サイクル時間は常に一定か?バラツキは無いか?などなど
6.まとめ
7.質疑応答、その他 |
キーワード | 射出成形 PVT線図 成形材料 射出成形不良 ゲートシール 寸法バラツキ 最適成形条件 プラスチック 金型設計 結晶性材料 溶融静特性 可塑化 樹脂温度 |
タグ | プラスチック、射出成形、樹脂・フィルム、成形加工 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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