現代制御およびスライディングモード制御のコントローラ設計の基礎と実践 <オンラインセミナー>

~ フィードバック制御、コントローラ設計に必要な制御数学、古典制御と設計事例、現代制御・スライディングモード制御と設計事例 ~

・PID制御、現代制御とロバスト制御を理解し、コントローラ設計の一連の流れを修得し、現場ですぐに使えるようになるための特別講座!

・現代制御やスライディングモード制御を基礎から学び、DCモータ速度制御の設計、コントローラ設計を体系的に修得し実務に活かそう! 

*受講後、振り返りできるように、講義で用いるScilabのプログラムを提供いたします

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

「PID制御のゲイン調整に迷っている。」

「PID制御の性能に満足できない。」

「現代制御、ロバスト制御・・・と色々な制御の本があるけど難解で困っている。」

 本講義の目的は、このような想いをもたれている方が、実際に現場で現代制御およびロバスト制御をすぐに使えるようにすることです。そのために、以下の工夫を加えて説明させて頂きます。

1) 難解な制御数学は避けて、高校で学ぶ程度の数学を使って説明

2) 一般論はできるだけ避けて、DCモータの制御を事例として、フリーソフトのScilabを用いて設計法と制御性能を説明(説明は速度制御、演習は位置制御)

3) 受講後、振り返りできるように、講義で用いるScilabのプログラムを供給します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年03月26日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・制御の知識、経験を持たない初学者の方
・現代制御とスライディングモード制御を基礎から学び製品に応用したい方
・実際にPID制御を使っていて、性能に不満を抱いている方
・モータ、機械、ロボット、自動車ほか関連企業の技術者の方
予備知識 ・高校数学
修得知識 ・現代制御とスライディングモード制御を実際に使える知識
プログラム

1.フィードバック制御の基礎

  (1).フィードバック制御の役割

  (2).フィードバック制御の基本構成と用語

  (3).制御工学の歴史

 

2.制御数学の基礎1:コントローラ設計に必要な状態方程式と伝達関数の関係

  (1).連続系伝達関数

    a.ラプラス変換の定義とねらい

    b.ラプラス変換による連続系伝達関数の導出

    c.連続系伝達関数をみてわかる応答

 

3.シミュレーション実験のための直流モータの連続系伝達関数モデル

  (1).モデルの対象となった実験装置

  (2).直流モータの連続系伝達関数モデル

 

4.古典制御と設計事例

  (1).PID制御

    a.PID制御の考え方と構造

    b.PID制御の特性 ~目標値応答と外乱応答が異なる~

  (2).I-PD制御

    a.I-PD制御の考え方と構造

    b.I-PD制御の特性 ~目標値応答と外乱応答が同じ~

  (3).I-PD制御の極配置法によるゲイン設計の考え方

  (4).DCモータ速度制御の設計事例

    a.極配置法によるI-PD制御のゲイン設計

    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル

    c.I-PD制御の性能

 

5.制御数学の基礎2:現代制御とロバスト制御の設計に必要な状態方程式

  (1).状態量とは

  (2).状態方程式とは

  (3).状態方程式と伝達関数の関係

 

6.シミュレーション実験のための直流モータの状態方程式

 ~伝達関数からの変換により、直流モータの状態方程式を導出~

 

7.現代制御と設計事例

  (1).現代制御の考え方と構造

  (2).現代制御の極配置法によるゲイン設計の考え方

  (3).DCモータ速度制御の設計事例

    a.極配置法による現代制御のゲイン設計

    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル

    c.現代制御の性能

 

8.スライディングモード制御と設計事例

  (1).スライディングモード制御の考え方

    a.図解でみる考え方 ~状態量を平面に拘束~

    b.数式でみる考え方 ~切替関数をゼロに制御~

  (2).スライディングモード制御の構造

    a.構造の概要 ~線形入力と非線形入力で構成

    b.切替関数の状態方程式

    c.線形入力の考え方と構造

    d.非線形入力の考え方と構造

  (3).スライディングモード制御の極配置法によるゲイン設計の考え方

  (4).DCモータ速度制御の設計事例

    a.極配置法によるスライディングモード制御のゲイン設計

    b.シミュレーションのためのsce.fileとXcosモデル

    c.スライディングモード制御の性能

キーワード 古典制御 伝達関数 制御系設計 PID制御 I-PD制御 極配置法 位置制御 速度制御ゲイン設計 ゲイン 伝達関数 状態方程式 現代制御 スライディングモード制御 DCモータ ラプラス変換 制御工学
タグ シミュレーション・解析モータロボット制御
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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