PM同期モータのベクトル制御の基礎と最適設計への応用 <オンラインセミナー>

~ PM同期モータの基礎式、インバータの大容量化と効率向上、最適なPI制御系の設計法、IPM同期モータの電流制御と速度制御の実際 ~

モータ駆動のコア技術であるベクトル制御技術を基礎から学び、PM同期モータの性能を最大限に引き出すための講座

ベクトル制御技術の基本となる「モータの数式モデル」から様々な特性を引き出す「制御の原理と方法」までを修得し、高性能なモータ制御に活かそう!

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講師の言葉

 車は人間の生活や活動において不可欠なものですが、化石燃料で走る車は地球環境の悪化に大きく作用していることは間違いありません。近年、蓄電池やモータ特に小型軽量・高効率な 永久磁石(PM)同期モータの高性能化によって、地球にやさしい電気自動車やハイブリッド自動車、 様々な電動アシスト車両などが実用化され、急速に普及しています。

 ベクトル制御は、PM同期モータの性能を最大限に引き出す優れた制御法であり、モータ駆動のコア技術として位置づけられます。講師はベクトル制御インバータが世界で初めて大型プラントに適用された1979年直後から交流モータのベクトル制御の教育と研究に携わってきました。

 本セミナーでは、PM同期モータのベクトル制御技術の基本となるモータの数式モデルの成り立ちから特性解析および様々な特性を引き出す制御の原理と方法についての基本とその応用について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年01月20日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・PM同期モータの制御について基礎から学びたい方
・自動車、自動車部品、機械、ロボット、産業用機器、家庭用電化製品ほか関連企業の技術者の方
予備知識 ・大学学部で学ぶ電気回路、電気磁気学、制御工学の基礎知識
修得知識 ・PM同期モータの制御に必要な基礎理論と制御系の設計法
プログラム

1.PM同期モータの基礎式

  (1).三相モデルからd-qモデルへ

  (2).電圧降下、電機子反作用と逆起電力

  (3).磁束鎖交数と速度起電力

  (4).定常における実効値とベクトルの大きさ

  (5).ベクトル図

  (6).鎖交磁束と逆起電力の大きさと弱め磁束

  (7).PMSMの瞬時電力と発生トルク

 

2.インバータの原理と効率向上

  (1).三相インバータの原理

  (2).PWM(パルス幅変調)インバータ

  (3).三相PWMインバータ

  (4).インバータの大容量化と効率向上

 

3.制御遅れを考慮した最適なPI制御系の設計法

  (1).制御器と変換器の制御遅れの取り扱いについて

  (2).外乱が小さい場合の最適調整

  (3).外乱が大きい場合の最適調整

 

4.IPM同期モータの電流制御と速度制御の実際

  (1).電流制御

  (2).トルク制御

  (3).速度制御

    a.機械系(運動方程式)の基本モデル

    b.機械系と電気系の等価性

    c.速度制御系の設計

 

5.PM同期モータの応用

  (1).EVへの応用

  (2).再生可能エネルギー発電への応用(スターリングエンジン発電への応用例)

キーワード PM同期モータ ベクトル制御 PMSM インバータ 制御遅れ 最適調整 電流制御 速度制御 トルク制御
タグ モータロボット位置決め紙送り機構制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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