流体力学の基礎と圧力損失・流体抵抗の低減技術への応用 <オンラインセミナー>

~ 流体力学の基礎、圧力損失と流量、物体周りの流れと可視化手法、流体抵抗の原理と具体的な低減技術 ~

・流体力学を基礎から修得し、添加剤付与・壁面改質・気体流れの制御技術を流体抵抗の低減に活かすための講座!

・流体力学の基礎から流れの可視化と着目ポイント、摩擦や流動抵抗の具体的な低減技術を修得し、液体・気体の流体抵抗低減に活かそう!

オンラインセミナーの詳細はこちら

本講座はMicrosoft Teamsを利用予定です

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください

講師の言葉

 流体運動やそれに伴う力を扱う「流体力学」を、人類の発展に寄与する技術を生み出すために体系化したものが「流体工学」です。人類の発展に無くてはならないものですが、流れを視覚的に捉えにくいため難しいと思われています。

 この講義では、難しい方程式を極力使用せず流体を扱う上でのポイントを説明します。また、摩擦や流動抵抗の低減のためには、流れのどの部分を着目すれば良いか解説します。さらに、液体や気体流れに対する抵抗低減手法や制御手法について、最新の研究成果を踏まえて幅広く紹介することにも重きをおきます。

 講義の前半では、流体工学の基本的事項について、重要となる無次元数などを交え説明します。そして、その基本的事項が、どのような場面で重要になるのか説明します。

 後半では、現在までの抵抗低減手法の紹介・分類、簡単な解説を行います。そして、液体流れにおける抵抗低減手法、空気流れの制御手法などを、具体的に解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年03月16日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体力学の基礎から学びたい方、これから流体関連の業務に携わろうとする方
・液体または気体流れに対する抵抗低減手法に関する知識を得たい方
(配管、ポンプ、流体機械、自動車部品、産業機械、プラント、船舶)
予備知識 ・高卒程度の微分・積分、力学知識
修得知識 ・流体工学に関する基礎知識
・流れの抵抗低減手法に関する知識
プログラム

1.流体力学の基礎

  (1).流体の定義

    a.分子状態

    b.時間スケール

  (2).流れの分類(層流と乱流)

    a.実務で重要なパラメータ:レイノルズ数

  (3).液体の分類(ニュートン流体・非ニュートン流体)

    a.ニュートンの粘性則

 

2.圧力損失と流量(流速)

  (1).圧力と摩擦による力

  (2).圧力損失と流速

  (3).円管内の速度分布と損失 

 

3.物体周りの流れ

  (1).円柱や翼周りの流れ

  (2).抗力係数

  (3).可視化手法

 

4.流体の抵抗低減の基本原理

  (1).ムーディ線図(壁の粗さと抵抗の関係)

  (2).形状の工夫

  (3).抵抗低減手法の分類

 

5.流体抵抗の具体的な低減技術

  (1).添加剤による圧力損失低減技術

    a.高分子・界面活性剤添加による抵抗低減

     ・キサンタンガム水溶液の抵抗減少効果

     ・粘性特性

     ・界面活性剤水溶液の管摩擦係数

    b.ナノ粒子添加による抵抗低減

    c.ファインバブルの効果

    d.各種添加剤の特性と効果

  (2).壁面構造(改質)による抵抗低減技術

    a.超撥水性壁による抵抗減少効果

    b.溝パターンによる最大抵抗減少率

    c.抵抗低減メカニズムのモデル

  (3).気体流れの制御

    a.プラズマアクチュエータによる気流制御と実用例

    b.誘起流速度の向上

キーワード レイノルズ数 ニュートンの粘性則 圧力損失 速度分布 ムーディ線図 界面活性剤 壁面構造 プラズマアクチュエータ 誘起流速度
タグ 自動車・輸送機配管流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日