トライボロジーの基礎と摩擦低減技術への応用 <オンラインセミナー>

~ 固体の表面と接触・摩擦、境界潤滑と弾性流体潤滑、DLC膜・ナノダイヤモンド粒子・酸化グラフェンによる摩擦低減技術の応用例 ~

・トライボロジーの基礎から潤滑技術、DLC膜やナノ粒子の最新応用技術を修得し、摩擦損失低減による機械構造部品の省エネ化に活かそう!

・トライボロジーの基礎からDLC膜やナノ粒子を用いた低摩擦化応用技術を修得し、効果的な摩擦低減に活かそう!

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講師の言葉

 昨今、自動車に限らず、機械産業界全般の課題として、地球温暖化に対するCO2排出量削減の取り組みが挙げられる。その有効な解決手段の一つとして、機械部品間で発生する摩擦損失の低減がある。

 本講義では、前半にトライボロジーを基礎から学び、後半に、最近特に注目されている、ダイヤモンドライクカーボン膜や、ナノダイヤモンド粒子、酸化グラフェン等のナノ粒子に関する最新情報を紹介し、マイクロやナノの視点で進化し続ける低摩擦材料の最新技術について学びます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年03月10日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械構造部品及び潤滑に関連する企業、研究機関の研究者や技術者の方
 (自動車部品、機械部品、構造物、輸送機、産業機械、装置など)
予備知識 ・特に必要ありませんが、日頃感じている機械や潤滑に関する課題を持参して頂き、質疑応答の中で論議することで、より理解が深まります
修得知識 ・トライボロジーの基礎的な知識
・自動車におけるトライボロジー課題の理解
・DLC膜やナノ粒子等の最新の摩擦低減技術
プログラム

1.トライボロジーの概要

  (1).マイクロ・ナノ工学との関係

  (2).滑りと転がり

  (3).トライボロジーの応用事例

 

2.潤滑状態、固体の表面と接触、摩擦

  (1).表面形状と粗さ

  (2).表面性状と接触状態

  (3).弾性変形と塑性変形

  (4).摩擦の原理と凝着摩擦のメカニズム

 

3.境界潤滑と弾性流体潤滑

  (1).滑り条件と区分

  (2).境界潤滑膜

  (3).固体潤滑剤

  (4).潤滑状態と添加剤の作用

  (5).摩耗の分類

  (6).弾性流体潤滑の原理

 

4.自動車を例にしたトライボロジーと応用技術1

  (1).エンジンへの適用事例と分類

  (2).ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜の構造、分類と製法

  (3).DLC膜による摩擦低減

    a.DLC膜中の水素の影響

    b.DLC膜の構造変化と潤滑剤との相互作用

  (4).DLC膜の密着力

    a.DLC膜の密着力の影響因子

    b.DLCの密着力評価方法と規格化

 

5.自動車を例にしたトライボロジーと応用技術2

  (1).ナノダイヤモンド粒子による摩擦低減

    a.ナノダイヤモンドの製法と構造

    b.ナノダイヤモンドによる低摩擦メカニズム

    c.ナノダイヤモンドと潤滑油添加剤の相互作用

  (2).酸化グラフェンによる摩擦低減

    a.酸化グラフェンの製法と構造

    b.酸化グラフェンによる低摩擦メカニズム

  (3).その他の低摩擦技術

    a.カムの平滑化/形状最適化、等

キーワード トライボロジー 表面形状 接触状態 凝着摩擦 境界潤滑膜 固体潤滑剤 弾性流体潤滑 DLC膜 ナノダイヤモンド粒子 酸化グラフェン
タグ トライボロジー薄膜表面改質機械要素
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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