圧力容器・圧力設備における強度設計の基礎と損傷・劣化対策およびそのポイント ~ 演習付 ~ 〈オンラインセミナー〉

~ 圧力設備と損傷、法規・規格と安全裕度、構成材料と熱処理、溶接部損傷対策と非破壊検査法、材料力学と応力、塑性崩壊条件、疲労破壊、供用適性評価(FES)と損傷対策~

・設計・保守管理に必須となる強度設計法と損傷評価のポイントを修得するための講座

・損傷発生原因を把握し、強度設計と対策および保守管理に繋げるための正しい知識を修得し損傷問題の適切な対応に活かすための特別セミナー!

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講師の言葉

 本講座は、安全設計・保守管理に必要とされる材料力学、材料特性、各種損傷機構、非破壊検査、強度設計での考え方や材料強度に基づく供用適性評価のポイントについて、基礎から学ぶ講座です。

 損傷・劣化には、力学的な要因の他に種々の要因が密接に絡んでいる場合が多いので、技術者は複眼的な視点を持って設計や保守管理をすることが肝要です。

 そこで、構造体が外力を受けた時の応力とひずみ、その力学的な評価方法と構成材料の特性、溶接、種々な劣化損傷について解説するとともに、それらを踏まえた強度設計や保守管理に役立つ基礎的な考え方および損傷を評価するための供用適性評価法のポイントについて体系的に解説します。

 現在は、インターネットなどで種々な情報が氾濫していますが、それらを網羅的にただ蓄えているだけであったり、あるいは種々の基準や知識を本質的に理解することなく丸呑みしているだけでは自らが遭遇する問題を解決する能力を持つことには繋がりません。

 正しい知識を有機的に結びつけて理解していてこそ初めて状況に応じた対応を可能とすることができます。そのためには、押さえておくべきポイントがあり、そのような観点から考察することができて初めて本当に必要な技能が備わったことになります。

 本講座は、そのポイントを簡潔に示し、損傷・劣化には種々の因子が密接に関係していることを演習を踏まえて会得します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年12月16日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・圧力容器ならびに圧力設備に関わる設計・製作・運転・保守などに携わる技術者・研究者および関連部門の若手担当者
予備知識 ・特別な知識は必要としません、基礎からわかりやすく解説します

修得知識 ・機器の強度設計に対する基礎知識
・損傷(割れや減肉欠陥)のトラブル原因究明と対策
・損傷に対する合理的な安全性評価を自ら構築できるようになる
プログラム

1.圧力容器の種類と各種プラントでの代表的な圧力設備と考えられる損傷

(1).高圧ガスの定義

(2).液化ガスの沸点温度

(3).各種プラントでの代表的な圧力設備と考えられる損傷

   ・ガス、電力、石油精製、石油化学

 

2.設計基準と法規・規格での安全裕度

(1)我が国における強制法令

(2).JIS規格(任意規格)および民間規格

(3).国外ボイラ及び圧力容器規格の代表例

(4).供用適性規格(維持規格)の代表例

   演習1.設計係数SF1

 

3.構成材料の基礎と熱処理の影響

(1)鉄鋼材料と熱処理

   ・結晶構造による特性の違い、熱履歴による組織の違い

(2).ミクロ組織と強度およびじん性

   ・転位挙動

   演習2.水素の拡散距離

 

4.溶接、非破壊検査の基礎と溶接部損傷

(1)溶接法と溶接部の特徴

(2).製作時に生じる損傷と対策

(3).非破壊検査法

 

5.材料力学の基礎と応力

(1).応力とひずみ/はりのたわみ

(2).引張り試験

  ・弾性変形、降伏

(3).熱応力、ねじり応力、曲げ応力

  ・弾性断面係数、塑性断面係数

(4).内圧を受ける円筒での応力

(5).応力集中、欠陥の干渉

   演習3.断面二 次モーメント、断面係数

 

6.強度設計の基礎と破壊条件

(1).降伏条件

  ・単軸および多軸

(2).硬さ試験

(3).じん性試験

(4).欠陥がない場合の塑性崩壊条件

   a.限界荷重解析に基づく参照応力解析

   b.構造規格における許容限界

(5).欠陥がある場合の塑性崩壊条件

   a.限界荷重解析に基づく参照応力解

   b.HPIS、Z101-2、FBR、R6、BS7910

    演習4.円孔の応力集中係数

(6).疲労破壊

   a.疲労限

   b.平均応力の影響

   c.応力変動の影響

   d.切欠きの影響

   e.シェークダウン

   f.腐食疲労

(7).クリープ破壊

  演習5.多軸状態での降状

  演習6.限界荷重解析

 

7.破損モードと破損事例に基づく損傷・劣化対策

(1).腐食機構(アノード分極、プールベ図、ガルバニック腐食)

   ・炭酸水腐食

(2).応力腐食割れ

   a.アミン(苛性)脆化

   b.塩化物応力腐食割れ

(3).粒内で起こる脆化

   a.黒鉛化

   b.475℃脆化

   c.γ’脆化

   d.σ相脆化

   e.水素化物析出による脆化

(4).粒界で起こる脆化

   a.焼戻脆化

   b.クリープ脆化

   c.鋭敏化(ウエルドディケイ)

   d.高温割れ

   e.粒界浸炭

(5).水素脆化

   a.提案されている機構

   b.化学成分の影響(Ni当量、Md30)

   c.温度依存性

   d.疲労特性に与える影響

   e.水素脆化の影響の少ない鋼(NASA)

   f.損傷

     ・製作時の損傷

     ・腐食環境による損傷

     ・高温高圧水素環境における損傷

 

8.供用適性評価(FFS)

(1).破壊力学    

(2).減肉評価

(3).割れ評価

   演習7.減肉の簡易評価

 

9.まとめと質疑応答

 

キーワード 圧力容器 構成材料 非破壊検査法 破壊モード 水素脆化 破壊力学 材料強度学 劣化損傷 安全性評価 供用適性評価
タグ 水素強度設計構造物車載機器・部品配管油・空圧
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日