技術者に必要な実用文章の基礎と実用技術文書作成法実践講座 ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 技術文章の基本、文の作成(正確、厳密、文法上の誤り、表現法、定義方法、敬語)、用字用語の使い方、技術文章作成の実践と例 ~
・「確実に伝わる技術文書」の作成法を修得するための実践講座!
・経験豊富な講師の実例と演習を通して、技術者として必要な文章作成のポイントを実践的に修得できる特別セミナー!
・打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種の提案書、宣伝資料、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、雑誌記事、取り扱い説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料の文章にも役立つように解説いたします
※文章作成に有効な豊富な付録資料をお配りいたします
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
技術文書の文章は、文学や他の実用文書とは明らかに異なる。本講座では基本的な文章作成の考え方から技術者として必要な文書の作成方法まで、例文を挙げながら学習する。講師はプラントエンジニアリング技術者として、実際の設計作業や業務連携、伝承技術集成、技術教育業務を担当してきた。その中で社内向け、顧客向け、製作者向け、そして業界向けの文書作成と添削指導を行ってきた経験に基づいて分かりやすく説明する。
本講では、まず、文章書きの基本的なスキルはどのようなもので、どう力を付けるかを述べる。その上で、打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種の提案書、宣伝資料、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、雑誌記事、取り扱い説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料を念頭に置いて文章の書き方を示す。受講生には、多くの添削事例を提示しながら、どうすればより良い文章を書けるかを一緒に考えていただく。また、理解を深めるために文章作成および間違い探しの演習を織り込む。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2020年12月25日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・技術系部門のスタッフ・管理者の方(業種は問いません)
・技術文書の指導者、確実に伝わる文書を作りたい方
・技術者以外の方でも参加可能です |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・基本的な文章作成力
・確実に伝わる技術文書の作成法
・文書の問題点が分かるようになります |
プログラム |
1.文書作成の心構え
・技術文章と文学 / 気ままに書いたもの / 読み手を特定 / 読み手の気持ち / 読み手に信頼感 / 変化する文章の作法
2.技術文章の基本
(1).基礎的事項
・必要十分 / 必要な冗長さ/ 断定しない表現 / 概念の図示/ 実例の提示 / 比喩的表現/
同じ言葉の繰り返し / 箇条書き / 誠実な強調 / プレゼンの意識/ 感想文の目的
(2).推論のよりどころ
・三段論法 / 弁証法(正反合) / 帰納法と演繹(えんえき)法 / 仮定と実証の繰り返し
(3).文書の構造
・文章の構造化 / 定型的な項目立て
(4).論述の進め方
・結論の置き方 / 起承転結 / 序論・本論・結論 / 序破急/ 流れの原則 / 重要性の順序/ 業務文書の型式
(5).気の利いた文章
3.文の作成
(1).正確、厳密
・形容の程度 / 「〇〇など」 / 「〇〇や〇〇」 / 接続語 / 文の平易さ/ 主語の明確さ / 主語と述語/ 述語のまとめ / 「こそあど」言葉 / 専門用語、略語 / 文の分割 / 重ね言葉/ 時制の表現 / 体言止め
(2).文法上の誤り
・ねじれ / 修飾語とその対象 / 倒置法と語順
(3).表現する方法
・類語、反対語、対義語 / 二重否定 / 対偶表現
(4).定義の方法
(5).敬語の使い方
4.用字用語の使い方
(1).使う言葉を選ぶ
・使えない話し言葉 / 文語的な用語 / 理由の「より」と「から」 / 「~的」「~性」「~化」 / 人の間違った言葉・表現 / 「ら抜き」、「さ入れ」、「れ足す」 、「い抜き」/ 専門用語 / 差別(禁止)用語 / 低俗表現 / 方言
(2).用字
・漢字力はどれほど必要か / 一般の用字用語の手引
(3).時の表現と「とき」
・ときと時/ 時間と時刻/ 相対性と絶対性/ 時刻の表現
(4).用字
・学習すべき漢字/ 必要な漢字力/ 用字用語の手引
(5).送り仮名
(6).単位の使い方と表記法
(7).格助詞「の」の意味と使い方
・主格(叙述の主体 / を示す / 連体格 3 / 代名詞
5.文章作成の手順
(1).実際の文章作成の流れ
・敬体(ですます / と常体(である / リード(概要)文 / WORDで構造化 / 文書の目的と価値
(2).著述の流れ
・書くべき事項の列挙 / 文章の流れと見出し / 見出しの順序で並べ替え / 内容の書き進め / 順序とタイトルの修正 / さらに書き進め / 見出し、順序を随時並べ替え / 推敲
(3).句点「。」と読点「、」の打ち方
(4).文章の修正
・チェックリスト / 技術用語の同音異義語 / 記述し忘れている項目の探し方 / ソフトウェアの文書校正機能
(5).最後の文チェック
・「、」で修正 / 「。」で修正 / 改行マークの検索 / 全体の読み返し法
(6).文章以前の問題
・発想を新たにする / 多くのものの考え方を習得する
6.技術文書作成の実践
(1).技術関連の文書
・文書の種類 / 文書の保存
(2).打合せ議事録
・打合せ議事録の失敗 / 記録の主観性と客観性 / 記録で明確にしておくべきこと / 記録する方法と注意点 / 記録の表現例 / 承認、フォローと再配付 / 逐一記録(録音複製)
(3).取扱説明書、操作基準書
・留意事項 / 操作基準書の重要な項目
(4).トラブル報告書
(5).調査報告書
(6).実験報告書
(7).学術論文・技術論文
(8).稟議書
(9).特許明細書
・特許のアイデア提出書 / 特許明細書 / 特許共同申請契約書 / 稟議書
(10).新規事業提案書
(11).公的補助金申請書
(12).納入(見積・受注)仕様書
(13).購入(引合・発注)仕様書
(14).機器仕様リスト
(15).各種設計図の補足書
(16).出張報告書
7.文章作成の勉強法
・今始めることと続けて行くこと
演習1 顧客への連絡文章の作成実習と模範文解説
演習2 取り扱い説明書の作成実習と解説
演習3、4 実際の添削例からの間違い探し演習と解説
添付資料
・文のつながりを示す接続語句、技術系の用語・漢字と常用漢字、送り仮名の付け方、公用文における漢字使用等について、単位の表記方法、ローマ字の表し方と入力方法、である・ですますの変換法、技術文書における読点(、)の打ち方、文章のチェックと校正、技術系用「異字同訓」の漢字の使い分け例、オズボーンのチェックリスト、実験報告書・論文の書き方、定型実験レポートの作法、稟議書2例、採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
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キーワード |
文章 推論 業務文書 技術文書 説明書 報告書 |
タグ |
ヒューマンスキル、企画書・提案書、教育、文章の書き方 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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