圧縮センシング技術の基礎と応用および最新技術 <オンラインセミナー>

~ 圧縮センシングの基礎、より複雑なスパース信号復元問題の解析法、圧縮センシングのアルゴリズム、応用例と最新技術 ~

・少数回の観測で高次元信号を復元する信号処理法を、多くの実問題へ応用するための講座!

・圧縮センシングの基礎を学び、信号復元が不可能な状況でも信号に内在するスパース(疎)な性質と高次元信号処理の復元可能な手法に応用し、製品開発に活かそう!

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講師の言葉

 圧縮センシングとは、少数回の観測で高次元信号を復元する近年提案された信号処理法であり、多くの実問題への応用が期待されています。

 より詳しく言えば、Nyquist-Shannonの定理より信号復元が不可能と思われる状況であっても、信号に内在するスパース(疎)な性質を利用し、かつ信号処理アルゴリズムを工夫することにより、高次元信号の復元を可能とする手法です。

 ところで、圧縮センシングで高次元信号を復元するために「どの程度の観測で高次元信号を復元可能か」「どのようなアルゴリズムを利用すべきか」は理論的に重要であり、多くの研究が行われてきました。また、それらの理論的成果をもとに新たな応用が考えられています。

 本講演では理論的側面を重視し、圧縮センシングについて解説させて頂きます。

 まず圧縮センシングの基礎を説明した上で、これまでの圧縮センシングに関する研究の流れを概観させて頂きます。加えて、具体的な応用例や近年の発展についても紹介させて頂きます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年11月20日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・業種は問わず、圧縮センシングやスパース信号処理に関心のある研究者・技術者の方
・業種は問わず、スパース性を利用したデータサイズの削減技術の修得を検討している研究者、技術者の方
予備知識 ・線形代数、統計学、確率論、初歩的な最適化アルゴリズムの知識
修得知識 ・圧縮センシングの基礎、およびスパース信号の取り扱いに関する知識
プログラム

1.圧縮センシングの基礎
  (1).圧縮センシングの提案の背景
  (2).問題の定式化とスパース性
  (3).L0ノルムおよびL1ノルムの利用
  (4).スパース性に基づく学習 (LASSO等) との関連

2.圧縮センシングの理論
  (1).スパース信号復元保障に関する諸理論
  (2).スパース信号復元で現れる相転移現象
  (3).ベイズ的手法と物理学的手法を組み合わせた理論的アプローチ
  (4).より複雑なスパース信号復元問題の解析

3.圧縮センシングのアルゴリズム
  (1).貪欲法に基づくアルゴリズム
  (2).基底追跡 (線形計画解法)
  (3).2次最適化へ還元する緩和解法
  (4).閾値アルゴリズム
  (5).メッセージ伝搬アルゴリズム

4.圧縮センシングの応用例と最新技術・今後の展望
  (1).圧縮センシングの応用例(CT画像・MRI画像・天体観測等)
  (2).近年のアルゴリズム技術の進展
  (3).今後の展望

キーワード 圧縮センシング スパース学習 スパース信号 Donoho-Tanner 貪欲アルゴリズム  ベイズ
タグ 統計・データ解析信号処理画像画像処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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