プラスチックの基礎と破壊メカニズムおよび強度設計への応用 <オンラインセミナー>

~ ポリマーアロイ・複合材料、プラスチックの材料強度、高分子材の変形と破壊、強度設計 ~

・プラスチックの基礎から変形と破壊のメカニズムを修得し、強度設計に活かすための講座

・設計する上で非常に重要なプラスチックに関する材料強度や変形、破壊メカニズムを理解し、強度設計に活かそう!

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講師の言葉

プラスチックの成形品に力を加えると変形する。負荷を増加させると、すぐに壊れる脆性破壊が起きるか、大きく変形した後に壊れる延性破壊が起きる。このような高分子材料の破壊に関して理解することは、強度設計するうえで非常に重要である。

本講演では、まずプラスチックの基礎について簡単に説明する。そして材料強度の基礎から説明を始める。特に弾性変形と塑性変形、ボイドやクレイズなど基礎的な用語から詳しく解説し、実際の高分子材料の研究例を交えながら、せん断変形支配の場合の破壊と体積変形支配の変形の破壊に分けて詳しく解説する。これらを通じて、一軸伸張変形や切り欠きがある高分子材料の変形について理解できるようにする。また、これらの知見を踏まえて、高分子材料の強度設計に関して理解することを目指す。最後に、最近の高分子の破壊に関する研究例を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年11月24日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック材料および成形品を扱っている技術者およびこれから扱う研究者・技術者の方
(輸送機器、機械、電子機器等における製品開発・設計、生産技術、製造、品質管理、品質保証に関わる技術者の方やプラスチック材料の研究開発に関わる方など)
予備知識 ・特にありません
修得知識 ・プラスチックにおける成形加工と破壊メカニズムの基礎と強度設計への応用および最新研究
プログラム

1.プラスチックの基礎

  (1).結晶性高分子と非晶性高分子

  (2).熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂

  (3).ポリマーアロイおよび複合材料

 

2.材料強度の基礎

  (1).グリフィスの理論

  (2).せん断変形と体積変形

  (3).ひずみの拘束による応力集中

 

3.せん断変形支配の高分子材料の変形と破壊

  (1).塑性変形

  (2).ソフトニングとネッキング

  (3).配向硬化

  (4).せん断変形支配の下での破壊

 

4.体積変形支配の高分子材料の変形と破壊

  (1).ボイドの形成とその不安定拡張

  (2).ひずみの拘束とボイドの不安定拡張

  (3).切り欠きのひずみの拘束によるボイドの不安定拡張

  (4).ひずみ拘束による高分子材料の脆性的な破壊

 

5.高分子材料の強度設計

  (1).非晶性高分子の強度設計

  (2).結晶性高分子の強度設計

 

6.最近の高分子材料の開発と破壊に関する研究について

  (1). Essential Work of Fracture

  (2). X線散乱法による密度揺らぎ

キーワード プラスチック 高分子 樹脂 材料強度 破壊 強度設計 Essential Work of Fracture X線散乱法
タグ プラスチック強度設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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