メカトロニクス機器における モーションコントロール技術実践講座 ~1人1台PC演習(MATLAB)付~

~ モータと負荷系のモデリング、制御系設計および制御系の性能評価シミュレーション ~

・制御を製品開発に活かす設計技術について、MATLABを用いたPC演習を交えて修得できる講座
・モーションコントロール(制御系設計)技術を修得し、メカトロニクス機器の高性能化を実現するためのセミナー!
※PCは弊社にて準備致します

講師の言葉

 古典制御によるモーションコントロール(制御系設計)の基礎を、メカトロニクス機器の典型であるモータ+負荷系を題材に、平易に解説します。現代制御理論や、よりアドバンストな制御理論を製品開発に応用できるようになるためには、まず、基礎をしっかり理解しなければいけません。
 そこで本講座では、まず、モーションコントロールの出発点となる制御系のモデリングを基本中の基本ともいえるモータ+負荷系をテーマに、MATLABを用いてモデリングする方法を学びます。
 次に、周波数領域とs領域での制御系設計を、PC演習をベースに実践的に身に付けます。さらに、設計したコントローラを周波数領域と時間領域の両方で評価するための基礎も修得しましょう。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年03月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・メカトロニクス機器のモーションコントロールに初めて携わる方
・すでにモーションコントロール業務に携わっているが、基本原理についてスッキリしない思いのある方
・これまで同種のセミナーを受講したが、難しすぎたと感じている方
(メカトロニクス機器、産業用機械、工作機械、ロボット、電子機器など、制御技術を用いる製品に係わる技術者の方)
予備知識 ・高校で学ぶ数学および物理(力学と電磁気学)の知識があると、理解が深まります
修得知識 ・微分方程式を経て、制御対象を伝達関数としてモデリングする技術
・周波数応答を整形して制御系を設計する技術
・伝達関数をもとにラプラス演算子sの領域で制御系を設計する技術
・設計した制御系を周波数領域および時間領域で評価する技術
プログラム

1. 導入
  (1). フィードバック制御とフィードバック制御
  (2). 静的システムと動的システム

2. 制御対象(モータ+負荷系)のモデリング
  (1). 微分方程式(運動方程式や回路方程式)
  (2). ラプラス変換の基礎
  (3). 伝達関数
  (4). ブロック線図
  (5). 周波数応答
  (6). MATLABを用いたPC演習
  (7). 発展学習:システム同定

3. 制御系設計
  (1). 周波数領域での制御系設計(一巡伝達関数、位相余裕、ゲイン余裕)
  (2). s領域での制御系設計(特性方程式、極配置)
  (3). トピック:不安定な極とゼロ点の相殺
  (4). MATLABを用いたPC演習
  (5). 発展学習:モデルマッチングによる設計

4. 制御系の性能評価シミュレーション
  (1). 周波数領域での評価(感度関数、相補感度関数)
  (2). 時間領域での評価(単位ステップ応答、外乱応答)
  (3). MATLABを用いたPC演習
  (4). 発展学習:外乱オブザーバ

キーワード モーションコントロール 制御系設計 伝達関数 フィードバック制御 周波数応答 時間応答
タグ 機械制御
受講料 一般 (1名):56,100円(税込)
同時複数申込の場合(1名):50,600円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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