クロスモーダルの基礎と製品・サービス開発への活かし方 ~個別相談付~

~ 認知科学の基礎、動機(報酬)から行動、好みの形成およびリアリティと超体験のためのクロスモーダルと活用事例 ~

・五感が互いに影響し合う「クロスモーダル」を修得し、製品開発に活かすための講座
・クロスモーダルのメカニズムを修得し、これまでにない新しい製品・サービスを生み出そう!
・質問も必要に応じて設けますので、個別の案件などにも積極的に対応します!

講師の言葉

 人間は外界からの入力を処理し、意思決定を行い、運動の発現にいたるまでの複雑な情報処理過程を驚くほどの速さで行っています。
しかし、五感を通じて入ってくる外界の情報は膨大かつ曖昧であり、脳の計算能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足しています。
 それにも関わらず、私たちがそれなりに安定した日常生活を過ごせるのは、五感情報の統合や相互作用(クロスモーダルインタラクション)を使った認知・行動のほとんどの部分が無意識下で行われているからです。
 本セミナーでは、クロスモーダルインタラクションの意識的・無意識的過程を認知心理学的に解明しようとする試みをわかりやすく紹介します。さらに、それらを製品開発やデザインに応用するにはどうしたら良いのかを、基礎的な研究とその応用を紹介することによって理解してもらうことを目指します。
質問も必要に応じて設けますので、個別の案件などにも積極的に対応したいと思います。

本セミナーは会場が変更になりました(東京・西新宿 → 茅場町)

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年02月21日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・分野は問わず、製品の設計、デザイン、企画、マーケティング、製品開発、技術関係の方
(認知科学、実験心理学、脳科学の初学者から専門家の方までご受講可能です)
予備知識 ・認知科学、脳科学、クロスモーダルインタラクションに関心があれば理解が深まります
修得知識 ・認知科学・脳科学の基礎から最新の知見までの一通りの知識それらを実際の問題に適応する実践的ヒント
プログラム

1. 認知科学の基礎
  (1). 認知科学の基礎
      a. 順応
      b. 学習
  (2). 中心視と周辺視
  (3). 視覚の能力指標
  (4). 行動の観察と発現
  (5). 認知科学のポイント

2. 欲望・報酬の科学的研究
  (1). 動機(報酬)から行動へ
      a. 動機バイアス眼球運動課題
      b. 尾状核神経細胞の予期活動
      c. 一次報酬によらない選好
  (2). 好みの形成 (新奇性 vs. 親近性)
  (3). 好みの後付け傾向

3. リアリティと超体験のためのクロスモーダルと活用事例
  (1). 曖昧さの低減(リアリティ)のためのクロスモーダル
      a. 視覚的競合
      b. 視野的競合と感覚感相互作用
      c. 触覚の周波数と生き物らしさ
      d. 振幅・周波数の効果
      e. 生き物らしさと快・不快
      f. 触覚における生き物らしさ
  (2). 新しい認識(超体験)のためのクロスモーダル
      a. 動きと音の相互作用における生き物らしさ
      b. イベントの種類と生き物らしさ
      c. 潜在アンビエント・サーフェス情報

キーワード 認知科学 クロスモーダル 感覚間相互作用 触覚 視覚
タグ デザイン感性・脳科学・認知工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
住所: 〒 103-0026 東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
営団地下鉄東西線「茅場町駅」12番出口 徒歩30秒
都営浅草線営団地下鉄「日本橋駅」D1出口 徒歩3分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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