プラスチックの破損原因究明と寿命予測法

~ 破壊の性質と破面解析の事例、高分子の構造・劣化と破壊メカニズム、ワイブル解析を中心とした樹脂部品の寿命予測法 ~

・実務経験豊富な2名の講師から学び、破壊や劣化現象および寿命予測について実践的に修得する講座!

・プラスチックの破面解析や破損原因について修得し、寿命予測や信頼性を考慮したプラスチック製品の開発や品質管理に活かそう!

講師の言葉

(第1部)

 破面解析(フラクトグラフィー)は、破面を観察することで破壊に至る履歴や不良箇所を読み取って、製品の破損原因を解明する手法です。プラスチック製品において、当社は40数年の技術の蓄積を基に、製品の破損原因を提供してきました。今回、分析事例等を中心にお話します。

 

(第2部)

 樹脂の成形体品質について、寿命予測は難易度の高い技術分野である。また、成形体の用途により劣化原因はさまざまであり、科学により万能の法則を見出すことが難しい。多くはメーカーのノウハウになっている場合が多い。

 本セミナーでは、高分子材料の破壊や劣化現象について解説するとともに、寿命予測法について多く用いられるワイブル統計を中心に解説する。また、ワイブル統計以外によく用いられるアーレニウスプロットや時間・温度換算則を用いた予測法に潜む問題についても言及する。

受付を終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年01月31日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・プラスチック製品の設計、成形、生産管理、生産技術、品質管理、技術営業に携わる方
・自動車部品、電子機器、機械部品、医療機器、装置、遊具など
予備知識 ・理系高卒までの物理(力学)と化学の知識
修得知識 ・破面解析に関する基本的なノウハウを習得します
・プラスチック材料の破壊に関する知識
・プラスチック材料の寿命予測
プログラム

第1部 プラスチック破損原因調査の基礎 (90分)

 

1.プラスチックの破面解析と事例

  (1).破面解析の意義

  (2).破壊の性質

  (3).破壊強度の測定方法

  (4).破面解析事例紹介

  (5).質疑応答

 

 

第2部 プラスチックの劣化・破壊・寿命予測

 

1.プラスチック部品の劣化・破壊・寿命予測の意義

  (1).劣化に対する誤解

  (2).事例とその機構推定

  (3).劣化・破壊・寿命予測の意義

 

2.プラスチック部品の破壊メカニズム

  (1).高分子の力学物性

    a.高分子の構造

    b.劣化と破壊原因

  (2).プラスチック部品の破壊機構

  (3).プラスチック部品の劣化

  (4).プロセシングの影響

    a.コンパウンディング

    b.成形加工

 

3.プラスチック部品の寿命予測法

  (1).アーレニウスプロット等による予測

  (2).ワイブル統計による予測

キーワード 破面解析 フラクトグラフィ 応力 ひずみ アーレニウスプロット ワイブル解析
タグ プラスチック
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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