自動車の交通環境認識技術と車載カメラへの応用 ~デモ付~

~ 単眼カメラとステレオカメラによる交通環境認識技術、白線標識、道路、走行車両、飛び出してくる歩行者の検出技術、ステレオカメラによる自律走行技術 ~

・自動運転や自律走行の障害物センサとして最適なステレオ画像処理技術を修得し、車載システムに応用するための講座

・複数の立体物を同時に検出し、衝突の危険性までを短時間で判断できる高精度で実用に耐えるステレオカメラ画像認識を効果的に応用し、製品開発に活かそう! 

・アイサイトを例に補正と校正の内容や論文などでは得られない実用化のノウハウが理解できます 

講師の言葉

 現在世界中の自動車メーカーが2020年に自動運転を実現しようとしのぎを削っている。しかしそのほとんどは高速道路や限定された地域の中での自動運転である。信号や交差点があり、歩行者も共存する一般的な道路での自動運転は一段も二段も困難さが増す。周囲にあるすべての立体物の位置や大きさ、動きを検出し、その後の動きを予測して衝突の危険性を判断しなければならないからだ。しかも間違いは許されない。

 人間は自分の眼を使ってそれをいとも簡単にやってのける。講師らはそこにヒントを得て、両眼立体視を用いた衝突防止用ステレオカメラを開発してきた。幸いアイサイトとして実用化され、様々なテストでも高い評価を頂いている。ステレオカメラは立体物であれば何であろうとすべて検出するし、可動部がないので極めて高速で動作し、高画素カメラにより十分過ぎるほどの測定点があり、しかもすべて半導体でできているので安い。まさに自動運転や自律走行の障害物センサとして最適であろう。

 本講習ではネットで出回っているようなステレオカメラソフトでは得られない、高精度で実用に耐えるステレオ処理技術を説明し、ステレオカメラのみによる自律走行も紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年12月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・画像関連の技術者、研究者の方
・ステレオカメラをやってみたがうまくいかなかった方
・自動車の衝突回避や自動運転の研究開発に携わる方、これから参入を考えている方
・自動車に限らず、ロボットやセキュリティなど周囲を3次元で認識させたい方
予備知識 ・初歩から説明するので特に予備知識は必要ありません
修得知識 ・単眼カメラ、ステレオカメラによる交通環境認識技術
・本格的な使用に耐えることのできるステレオカメラを作り上げるために必要な知識を習得できる
プログラム

1.自動車と安全
 (1).事故低減への取り組み
 (2).衝突回避に必要な情報

2.ステレオカメラの優位性
 (1).さまざまなセンサ 
 (2).実用されているセンサの比較
 (3).ステレオカメラの優位性

3.単眼カメラによる画像認識技術
 (1).車載カメラによる画像の取得
 (2).認識に使う最低限の画像処理
   a.平滑化
   b.エッジ検出 (ソーベルフィルタ)
   c.グループ化
 (3).動きを利用した画像処理とその限界
   a.差分画像
   b.オプティカルフロー
 (4).交通環境認識とその限界
   a.白線の検出
   b.立体物の距離測定

4.ステレオカメラによる交通認識技術とその応用
 (1).ステレオカメラの原理
   a.距離情報の取得
   b.距離(視差)画像
   c.特異点の除去と置き換え
   d.Bf値の重要性
 (2).原画像情報の併用
   a.弱パターンにおける視差の除去
   b.グループ情報
 (3).交通環境認識
   a.白線の検出
   b.道路面の検出
   c.立体物の検出
   d.道路境界の検出
 (4).リアルタイム処理(デモ)
 (5).高密度視差画像
   ・セミグローバルマッチング法(SGM)とその問題点
 (6).実用化へのステップ
   a.補正と校正
   b.自動校正
   c.Bf値とD∞の求め方
   d.オクルージョンへの対応
   e.シャッターコントロール
   f.悪天候への対応
   g.衝突回避に必要な距離精度
 (7).飛び出してくる歩行者の検出
   a.単眼カメラとAIによる歩行者の検出
   b.ステレオカメラによる歩行者の検出
   c.飛び出してくる物体の検出
   d.飛び出してくる歩行者の検出
 (8).自動運転に向けて
   a.衝突回避と自動運転
   b.ステレオカメラのみによる自律走行
   c.全方位ステレオカメラ
 (9).開発を始めたころの話

キーワード ステレオカメラ 自動運転 画像認識 交通環境認識 白線検出 高密度視差画像 セミグローバルマッチング法 自動校正 リアルタイム処理 補正 視差検出 オクルージョン
タグ 自動運転・運転支援技術イメージセンサカメラセンサ画像画像処理画像認識自動車・輸送機車載機器・部品ITS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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