アクチュエータ技術の基礎と最新技術への応用

~ 静電、球面、圧電、液体圧、機能性流体、形状記憶合金、化学、マイクロアクチュエータの原理と開発事例、IoTのほか最新応用技術 ~

・選択の成否が製品開発の成否にかかわるアクチュエータ技術の原理と応用を修得し、製品開発に活かすための講座
・機械に不可欠なモーションコントロールだけではなく、IoTのほか新たな応用が期待されるアクチュエータの最新技術を先取りし、製品開発に活かそう!

講師の言葉

 アクチュエータは機械のモーションコントロールに不可欠な機能要素であり、アクチュエータ選択の成否は製品開発の成否にかかわってきます。このため、多様な用途に対応するために様々な新アクチュエータの研究開発が進められています。

 本講では、従来のアクチュエータから新原理のアクチュエータまで、原理と適用事例の紹介を通じて聴講者の日常の業務に有益な情報を提供することを目的としています。さらに、アクチュエータが持つ特性を活用するために近年注目度の高いIoTにアクチュエータを適用するお話もします。モーションコントロール以外にも、人間の心の状態を調べたり、変えたりする能力があることも最後に紹介します。したがって、本講ではアクチュエータの基礎から近い将来実現するだろうと思われるアクチュエータの利用法まで網羅的に講習します。

本講座の申込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月21日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械、ロボット、工作機械、自動車、家電、情報機器ほか関連企業の技術者
・アクチュエータについて広く知りたいとお考えの方
予備知識 ・複雑な数式は極力出さないようにしています。難しそうな用語等についてはその都度説明をおぎないますので、高校物理の知識があればそのほかの予備知識は不要です
修得知識 ・様々なアクチュエータの原理と使い方が理解できます。原理が理解できると、自身の業務でアクチュエータ選定が必要な時に役立ちます
・また、アクチュエータ自身の開発のヒントも得られます
プログラム

1.電動機
  (1).直流モータ
  (2).誘導モータ
  (3).ステッピングモータ
  (4).同期モータ

2.静電アクチュエータ
  (1).原理
  (2).静電力の限界
  (3).開発事例

3.球面モータ
  (1).球面モータとは
  (2).回転磁界の生成
  (3).球面ステッピングモータ
  (4).球面同期モータ
  (5).球面誘導モータ

4.圧電アクチュエータと超音波モータ
  (1).圧電アクチュエータの原理
  (2).市販の圧電アクチュエータ
  (3).超音波モータの原理
  (4).超音波モータの開発事例

5.液体圧アクチュエータ
  (1).液体圧アクチュエータの概要
  (2).液体圧アクチュエータの特徴
  (3).基本的な液体圧アクチュエータシステム
  (4).ゴム人工筋

6.機能性流体アクチュエータ
  (1).機能性流体の種類
  (2).電界共役流体(ECF)アクチュエータの原理
  (3).マイクロ化に有利なECFアクチュエータ
  (4).開発事例

7.形状記憶合金アクチュエータ
  (1).相変態とアクチュエータ
  (2).SMAアクチュエータの原理
  (3).温度ヒステリシス
  (4).開発事例

8.化学アクチュエータ
  (1).人工筋の種類
  (2).イオン導電性高分子ゲル(ICPF)アクチュエータの動作原理
  (3).他のアクチュエータとの比較
  (4).開発事例

9.アクチュエータの加工法とマイクロアクチュエータ
  (1).マイクロアクチュエータの代表的加工技術
  (2).LIGAプロセス
  (3).マイクロアクチュエータの応用―触覚ディスプレイ
  (4).触覚ディスプレイに適したアクチュエータ
  (5).新しい触覚ディスプレイの実現のために

10.アクチュエータの新しい応用
  (1).IoT
  (2).新しい概念-インフォモーション
  (3).インフォモーションが拓く新しい社会
  (4).触覚と錯覚  
  (5).運動錯覚
  (6).ベルベットハンドイリュージョン

キーワード 電動機 静電アクチュエータ 球面モータ 圧電アクチュエータ 超音波モータ 液体圧アクチュエータ機能性流体アクチュエータ 形状記憶合金アクチュエータ 化学アクチュエータ マイクロアクチュエータ ゴム人工筋 LIGAプロセス 触覚ディスプレイ インフォモーション
タグ アクチュエータモータロボット
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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