わかりやすく的確な英文テクニカルライティングの基礎と実践

~ わかりやすい文を書くルール、簡潔で的確な英語表現、適切な句読法や表記法による英文の品質を向上させる ~

・英文のわかりにくくなる原因と改善方法を学び、実務に活かすための講座
・海外との日常メールや、開発仕様書、企画書、プレゼンテーション、マニュアルなどのドキュメントを作成していく上で必要となる知識を実践およびマスターするための特別セミナー!

講師の言葉

 わかりやすい英文を書くための基礎を身につけるセミナーです。まず、適切な英文ライティングを阻害する日本語の影響を排除し、次に、学校で習わなかった句読法や表記法を適切に身につけます。そして、英文がわかりにくくなる原因を探し、どう書き替えるとわかりやすくなるかを検討し、その理由も把握します。また、ツールやウェブ上のフリーリソース、周辺技術を使って、英文ライティングを改善することも検討します。
 商品開発部門、商品企画部門、品質管理部門、そしてドキュメント制作部門などの英文ライティング力を必要とする開発者や担当者が、海外との日常メールや、開発仕様書、企画書、プレゼンテーション、マニュアルなどのドキュメントを作成していく上で必要となる基礎的知識を身につけます。

本講座は、会場が変更になりました。(新宿→竹橋)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月11日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア  地下1階 ミーティングR003
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・商品開発部門、商品企画部門、品質管理部門、ドキュメント制作部門など英文ライティング力が必要な方
・技術英文で的確な表現を身につけたい方
・ビジネス英文で的確な表現を身につけたい方
・簡潔な英語表現を修得したい方
予備知識 ・大学受験までの英語の知識
修得知識 ・英文を書く上で、日本語の影響を排除できる
・簡潔で的確な英語表現ができる
・適切な句読法や表記法を身につけることができる
プログラム

1.ディスカッション―英語を学ぶ目的
  (1). 主語(視点)を何にするか。youか第三者(トピック)か
  (2). 何語で書くか。アメリカ英語とイギリス英語の違い
  (3). 辞書はどれが良いか。ゲルマン語かラテン語か
  (4). 英語を学ぶ目的はなにか。ビジネスかアカデミーか

2.日本語の呪縛から逃れた「適切な英語表現」
  (1). 身の回りに溢れる和製英語を排除する
  (2). 専門用語など、読み手が理解できる用語かどうか見極める
  (3). 欧米から輸入した技術用語をまちがった英語にして逆輸出しない
  (4). 品詞の相性に注意する
  (5). 定冠詞と不定冠詞を正しく使い分ける
  (6). 単数形と複数形を正しく使い分ける
  (7). 学校英語で習った助動詞は、意味にズレがあることを意識する
  (8). 日英で概念や発想が異なることに注意する
  (9). 日本語表現に引きずられてそのまま英語に置き換えない
 (10). アメリカ英語とイギリス英語を区別する ―国際共通語としての英語を心がける

3.ライティングに必要な「学校では習わなかった句読法や表記法」
  (1). コロンとセミコロンを混同しない ―英語の上級者にも区別できない人が多い
  (2). 4種類のカッコを適切に使い分ける ―どのカッコをいつ使うか
  (3). ダッシュやハイフンなど、その他の句読法を理解する
  (4). 文章を読みやすくするために、書体にも配慮する
  (5). キャピタリゼーションで、文章にメリハリをつける
  (6). 範囲や時点指定の数値情報を正確に伝える   
  (7). アラビア数字とスペルアウト(数字)を書き分ける ―どのように使い分けるか
  (8). 単位を使って正しく数値を表記する ―単位表記に一貫性を持たせる

4.「わかりやすい文を書く」ルール
  (1). 説明する順序に注意する ―説明する順序には、必ず理由がある
  (2). ifで始まる条件節は先に出す ―操作説明には掉尾文を使う
  (3). 不定詞句と動名詞句を適切に使い分ける ―不定詞句と動名詞句は同じ意味は表さない
  (4). 能動態と受動態を効果的に使い分ける ―常に能動態表現が良いわけではない
  (5). 否定文はできる限り肯定文に書き換える
  (6). 冗長な語句は、簡潔な表現に書き換える ―もったいぶった表現を避ける
  (7). 行為は、名詞ではなく動詞で表現する ―Bureaucratese (お役所用語)を避ける
  (8). there is やthere areは多用しない
  (9). -ing 形は、意味があいまいにならないように注意する
 (10). 修飾関係をわかりやすくする
 (11). Syntactic Cues (構文上の手がかり)を活用する

5.フリーリソースや周辺技術を活用して英文の品質を向上させる
  (1). ウェブのフリーリソースを利用する
  (2). ウェブをネイティブチェックとして活用する
  (3). 書いた文章の読みやすさをチェックする
  (4). 翻訳メモリーと機械翻訳の違いを理解する
  (5). わかりやすく翻訳しやすい日本語表現を心がける ―制限日本語の考え方に触れる

キーワード 英文ライティング テクニカルライティング 英語表現 句読法 表現法 ドキュメント 機械翻訳
タグ ヒューマンスキル英語人材育成文章の書き方
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア  地下1階 ミーティングR003
東京都千代田区神田錦町3‐21
電話番号 : 03-3233-1511
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日