工場レイアウトの基礎とレイアウト設計・改善ポイントおよび事例

~ 各生産方式とその特性、制約条件の課題と対策、およびIoT新技術・新ツールの活用例 ~

・既存現場や新工場建設に活用できるレイアウトの設計・改善技術が修得できる講座
・複雑化が進むラインを「あるべき姿のレイアウト」に改善し、現場作業の付加価値を向上させよう!
・IoTにおける新技術や新ツールの活用例なども紹介します!
※当日は講師の著書をお配り致します

講師の言葉

 日本のモノづくり環境は、近年のIoT(モノのインターネット)の進展により、製品、生産量、生産経路、サービス、時間などが大きく変革しつつあります。しかし、工場内の技術者は、工場建設に巡り合う機会も少なく、日常のライン改善なども複雑化を増しており、これらの新技術や新ツールに追従できていない現状にあります。
 そこで、本セミナーでは工場レイアウトに影響する必要項目と手順(SLP:システマティックレイアウトプラン二ング)をまず、理解し、IEの基本原則を活用して、現場作業の仕事そのものを付加価値の高いものにする「あるべき姿のレイアウト」への設計アプローチを学びます。
 そして、各種製造工場改善事例を通して、各生産方式やその特性、制約条件などの課題と対策、改善例を基礎から理解します。そして、関連するIoT新技術や新ツールの活用例を紹介し、参加企業のレイアウト課題解決とIoTの進展に役立てていただきます。

本セミナーは会場が変更になりました (東京・西新宿 → 市ヶ谷)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年12月05日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・工場管理者、製品・設備設計者、生産技術者、現場改善担当者、レイアウト改善担当者など
・業種を問わず、工場のレイアウトや改善に関心のある方、IoTの導入を検討されている方
予備知識 ・機械加工、板金加工、射出成型、大型製品加工・組立、小型製品組立など各種工場の課題とレイアウト改善事例を紹介、解説いたします。上記関連工場の改善経験があれば、理解が速いと思います。
修得知識 ・レイアウト設計、改善の基本手順とデザインアプローチによりあるべき姿のレイアウトを追求できる
・付加価値向上のための生産方式の原理、原則や良いレイアウトの原則を適用できる
・レイアウト改善案の評価、新設案の計画的実行、実施後の管理方法を実践できる
・各種事例により、製品の特性や条件による理想的レイアウトへの改善課題、改善へのヒントが参照できる
プログラム

1.工場レイアウトの基礎
  (1). レイアウトの鍵:PQRSTとSLP
  (2). SLPによるレイアウト計画のステップ
      a. 立地計画
      b. 基本レイアウト
      c. 詳細レイアウト
      d. 移設計画と設置

2. レイアウト設計・改善のポイント
  (1). 基本機能の追及、改善と管理(仕事とは何か)
  (2). 原価のポートフォリオ分析(作るべき製品は何か)
  (3). 時間と能力の明確化(どう作るか)
  (4). 顧客要求と生産方式の選択
  (5). レイアウト設計のためのデザインアプローチ

3.工場レイアウト改善事例
  (1). 多種少量生産のセル化改善
      a. 事例1:プリンター組立レイアウト改善
      b. 事例2:電動工具部品加工レイアウト改善
  (2). 設備依存工場のライン一貫化改善
      a. 事例3:射出成型、組立工場の一貫生産化
      b. 事例4:板金加工工場の製品別ライン化、セル化
      c. 事例5:冷蔵庫フレキシブル生産ラインの能力改善
  (3). 在庫低減によるレイアウト改善
      a. 事例6:産業機械受注組立生産によるレイアウト改善
      b. 事例7:溶接鋼管製造工場の倉庫レイアウト改善
  (4). 付録
      a. 付録1:レイアウト設計標準データ
      b. 付録2:IoT改善事例集

キーワード 工場レイアウト PQRST SLP レイアウト設計 IoT 
タグ プラント
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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