組込みテストの基礎と不具合未然防止のポイント ~演習付~

~ テストの種類と特徴、テストケース作成、不具合の実例と検証、 単体検査と機能検査のポイント ~

・組込みソフトの不具合の事例を基にした検証法を学び、不具合の未然防止やテスト効率を向上するための実践的講座
・不具合の発生の分析から対策までの具体的な内容を学び、テスト作業の優先絞り込みによる効率化を実践しよう!

講師の言葉

 テストをする手法等は先達の知識や、技術の公開と伝承にて充実してきています。その知識や技法は作業者のスキルに依存してくるかと思われます。しかしながら、いざ実施しようと思うと不具合の分析や検証が不十分であったことで不具合が流出してしまい、顧客の信用の失墜にも繋がるどころか、最悪の場合その不具合が原因で、人命に関わる事も考えられます。そういった不具合が発生する事を想定しながら、効率よく優先順序を絞り込んだ上でテストを行う事が重要です。
 本講座では不具合から見たテスト手法の作業を考え、より早く問題を洗い出すかに焦点を絞っています。各問題(不具合)の発生と、その分析から対策までの具体的でより実践的な内容を紹介し、課題毎に問題(不具合)の分析をし、検証作業を考えて、レビューします。

本セミナーは会場が変更になりました
弊社研修室 → 宮崎県東京ビル

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月29日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・組込みテスト業務に携わっている方
・組込みテストに携わっているが、検証法について見直したい方
・自動車、家電、航空、船舶、システム、電気・電子その他関連企業の方
予備知識 ・C言語の基本知識
・組込みソフトウェアの業務経験がある事
修得知識 ・テスト作業する前に、不具合情報の分析→検証→レビューにて、不具合の発生するポイントをターゲットにテスト作業の優先絞込みにて効率が上がります
プログラム

1.テストの種類と特徴
  (1).単体テスト
  (2).統合テスト
  (3).システムテスト
  (4).機能テスト
  (5).性能テスト
  (6).負荷テスト
  (7).ユーザビリティテスト
  (8).セキュリティテスト

2.テストの実行方法
  (1).動的テスト
    a.実機確認
    b.ブラックボックス
    c.同値分割法
    d.境界値分析
  (2).静的テスト
    a.ソースコード評価
    b.コーディング規約
    c.解析ツール
    d.コードレビュー

3.テストケース作成
  (1).シミュレーション
  (2).シナリオ

4.テストの作業ポイント
  (1).目的と目標
  (2).実施範囲
  (3).手順
  (4).自動化ツール利用
  (5).履歴管理
  (6).情報公開

5.不具合の実例紹介
  (1).ソースコード不具合と対策 例
  (2).問題の問題は?

6.検証過程
  (1).検証は創造力、知識量、技量

7.不具合が発生するポイントとPDCA
  (1).不具合がどこで発生したか?
  (2).不具合管理のポイント

8.単体検査のポイント
  (1).組込みソフトにおける不具合の実例
  (2).プログラム検証での抜け、漏れ等
  (3).個人演習+グループ演習
    ・単体検査の洗い出しとレビュー

9.機能検査のポイント
  (1).不具合の実例紹介
    ・仕様分析の抜け、漏れ等
  (2).グループ演習
    ・機能検査の洗い出しとレビュー

10.まとめと質疑応答

キーワード 組込みソフト ソフトウェア プログラミング テスト 品質 効率化 不具合 未然防止 検査
タグ 組み込みソフト
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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