デザイン思考の基礎と製品開発への応用 ~演習付~

~ デザイン思考のステップ、 行動観察と問題定義、アイディア出しの手法、プロトタイピング、デザイン思考による仕様化の考え方 ~

・「顧客自身も気が付いていない」ニーズを捉え、製品の開発へ活かすための講座
・顧客の望んでいた製品を引き出す「デザイン思考」の手法を演習を交えながらマスターし、製品開発への適用を検討するためのセミナー!

講師の言葉

 IoT、AIなどDX(デジタルビジネストランスフォーメーション)を良く耳にするようになりました。今までの常識とは異なる時代がやってきました。現代においては単に安くて良い製品やサービスを考えるだけでは、これからの社会で生き残るのは難しいでしょう。
 新しい製品やサービスを企画するときに、ユーザーの意見を聞くというのは常套手段だと思われます。顧客に単純にアンケートをとっても表面上のニーズしか取得できません。また比較的容易に取得できるため競合他社も同時期に同じニーズを捉えています。当然同じニーズから製品やサービスを開発すれば、リリースと同時にコモディティ化してしまいます。
 そこで、これらを払拭する一つの方法としてデザイン思考という考え方があります。デザイン思考では、まず顧客自身も気が付いていないニーズ=インサイト(洞察)を捉え、製品やサービスのアイディアを考えます。
 顧客は製品やサービスを実際に使ってみてはじめて、自分が望んでいたものだと気が付きます。そのためプロトタイプをつくることが必須になります。
 またデザイン思考で考えたアイディアを洗練し、製品の仕様とするための第一歩として、利害関係者の要求の定義を行います。
 本講習では、ワークショップをふんだんに取り入れてデザイン思考の考え方を体感して頂きます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年10月04日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・新規製品・サービスを企画している方
・お客様が本質的に求めている製品について考える方法を身に着けたい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・デザイン思考の概要と全体の流れの概要を把握できる
・デザイン思考による製品実現のプロセスを理解出来る
プログラム

1.デザイン思考の必要性
  (1).ビジネスモデルの変革
    a.DX(デジタルビジネストランスフォーメーション)による変化
    b.不確実性、問いが重要な時代

2.デザイン思考のステップ
  (1).デザイン思考の基礎
    a.デザイン思考とは?
    b.デザイン思考の必要性
  (2).共感(Empathize)
    ・行動観察、デプスインタビューなどによるインサイト(洞察)の把握
  (3).問題定義(define)
    ・エクストリームユーザー
  (4).創造(ideate)
    ・アイディア出しの手法の種類
    ・ブレインストーミング、スピードストーミング、逆転の発想、バイアスの破壊
  (5).プロトタイプ(prototype)
    ・プロトタイプの重要性、種類
  (6).テスト(test)
    ・アクティングアウト

3.デザイン思考の適用-(製品実現への考え方)
  (1).仕様化の考え方について
    ・システムモデリング システムエンジニアリングの役割
    ・利害関係者要求定義 要求図による要求の検討
  (2).ビジネス化の検討(オプション)
    ・ビジネスモデルキャンバス

キーワード デザイン思考 不確実性 共感 行動観察 問題定義 問題解決 プロトタイピング 仕様化 ユーザーエクスペリエンス UX
タグ 問題解決・アイデア発想デザイン
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日