材料力学の基礎と強度・剛性設計への応用

~ 機械設計に必要不可欠な応力・ひずみの基礎、機械要素、トライボロジーと設計における留意点 ~

・ 強度や剛性など、機械に要求される仕様に対して適切な設計を行うポイントを修得するための講座
・要求性能に応じた機械設計技術を修得し、機械の高性能化・長寿命化へ活かすためのセミナー!

講師の言葉

長年工作機械の開発・設計・マネジメントに携り、その後、多くの企業の技術支援・共同研究・機械工学教育を通じて、機械製品を開発・設計するためのノウハウを蓄積してきました。
機械設計には、用途に応じて強度重視の場合と剛性重視の場合があります。そして、設計には解がいくつも存在します。要求される仕様に対し、どの解が適切であるかの見極めは設計者に委ねられます。その中で、最も大切なことは、「基本に忠実に、発想は大胆に」という先達の言葉であることに行きつきました。
本セミナーでは、そのことを念頭に、機械の基本となる材料力学、機構・要素、設計における強度と剛性、運動特性、構成要素の結合、精度と公差等、要素の活用・改良事例を解説します。

本セミナーは会場が変更になりました(弊社研修室 → 工学院大学)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月27日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 工学院大学 28階 第三会議室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器、機械、プラントなどの機械設計に携わる技術者の方
・企業で後進の育成に携る方
予備知識 ・機械工学一般に関する知識があれば理解が深まります
修得知識 ・機械設計における基礎的な技術とそのポイントを修得することで、製品における強度・剛性設計が出来るようになる
プログラム

1. 材料力学の基礎
  (1). 応力とひずみ
      a. 引張応力、圧縮応力、せん断応力
      b. 曲げにおける引張(圧縮)応力と断面係数と曲げ強さの関係
      c. ねじりにおけるせん断応力、極断面係数とせん断強さの関係
  (2). 弾性と弾性係数
      a. フックの法則
      b. 曲げにおける縦弾性係数、断面二次モーメントとたわみの関係
      c. ねじりにおける横弾性係数、断面二次極モーメントとねじれの関係

2. 機械における強度・剛性設計
  (1). 仕様と役割
  (2). 強度設計と剛性設計
  (3). 運動特性

3.機械の要素と適用技術
  (1). 締結要素
  (2). 軸・軸受要素、伝達要素
  (3). 運動変換要素
  (4). 緩衝・制動要素

4.トライボロジーの基礎と留意事項
  (1). 接触面の機能と現象
  (2). 潤滑、表面の損傷

5.要素設計の基礎とポイント
  (1). 標準化
  (2). 寸法公差、はめあい
  (3). 表面性状

6.機械設計時の留意事項
  (1). 寸法および許容限界、幾何公差
  (2). サマリー形部品表とストラクチャー形部品表

7.強度・剛性設計の適用事例
  (1). 組立への適用事例、問題発生の予測と対応例

キーワード 材料力学 応力 ひずみ 弾性 フックの法則 機械設計 強度設計 剛性設計 トライボロジー 要素設計 
タグ プラスチック金属応力解析材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
工学院大学 28階 第三会議室
住所: 東京都新宿区西新宿1-24-2 工学院大学

JR「新宿駅」西口より徒歩5分
京王線、小田急線、地下鉄各線「新宿駅」より徒歩5分
都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩3分
西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩10分

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