車両システムモデルの検証技術とそのノウハウ

~ HILS/MILS用車両プラントモデルを正しく作動させるための検証ノウハウ ~

・車両制御ソフト開発で不可欠なガイドライン準拠モデルの検証ノウハウを学び、応用するための講座

・車両構成部品をモデル毎に検証し、車両全体の特性保証に活かそう! 

講師の言葉

 制御ソフト開発において、モデルベース開発は当たり前の技術となり、HILSを用いた電子制御コントローラのテストも広く行われるようになっています。HILSとは、機械・電気システムをコンピュータのプラントモデルに置き換えてコントローラをテストする装置です。ここでプラントモデルは、実システムと同じ動きをすることが求められます。
 実車両では車両全体の試験に加えて、車両構成部品を個別に試験して個々の部品の特性を検証することによって、車両全体の特性を保証しています。
 本セミナーではこれに倣って、車両モデル(注1)を構成するエンジン・トランスミッション・デフ・タイヤ・車体のパワートレインシステムと発電機・バッテリー・スターター・車両電気負荷からなる電源システムを部品モデル毎に試験して部品の特性を検証し、これをベースとして車両全体の特性を検証する方法を解説します。
(注1) :2017年3月に経済産業省で取りまとめられた「自動車開発におけるプラントモデルI/Fガイドラインver1.0」のガイドライン準拠モデル

本講座の申込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月19日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ECU、車載システム関連の技術者の方
・MILSやHILSを使用して制御機能検証テストを行おうと考えている方
予備知識 ・高校物理程度の力学と電磁気学および初歩的な電子工学を理解している方
・(参考)Monoistサイト上の「「いまさら聞けないHILS入門」をご一読ください
修得知識 ・経済産業省ニュースリリース「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会での検討内容をとりまとめました」のガイドライン準拠モデルの特性検証のノウハウ
・同プラントモデルを構成する個々の部品サブモデルの特性検証のノウハウ
プログラム

1.車両全体モデル の構成と関連する部品特性
  (1).車両部品間の相互関係
  (2).部品プラントモデルに求められる特性

2.車両全体試験とモデルの検証
  (1).燃費排ガス過渡モード試験
  (2).動力性能に関わる車両試験
  (3).ブレーキ性能に関わる車両試験
  (4).走行性能に関わる試験
  (5).始動試験

3.エンジン試験とモデルの検証
  (1).全負荷トルク特性
  (2).モータリング試験  
  (3).ローアイドル・ハイアイドル特性
  (4).フリーアクセル(空吹かし)試験
  (5).等燃費試験(燃費マップ試験)
  (6).過渡モード燃費排ガス試験

4.トランスミッション試験とモデルの検証
  (1).自動変速機一般性能試験
  (2).自動変速機無負荷損失試験

5.オルタネータ試験とモデルの検証
  (1). 出力特性試験

6. バッテリー試験とモデルの検証
  (1). 充電試験
  (2). 放電試験

7. スタータモデルの検証
  (1).出力特性試験

キーワード 部品プラントモデル 動力性能 ブレーキ性能 車両試験 走行性能 始動試験 エンジン試験 トランスミッション試験 オルタネータ試験 バッテリー試験 充電試験 放電試験 スタータモデル
タグ ソフト品質組み込みソフト自動車・輸送機電装品ECU
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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