ブロックチェーン技術の基礎と原理およびシステムへの応用

~ ブロックチェーンの基盤となる暗号技術、ブロックチェーンに対する攻撃手法、国際標準化の動き ~

・IoTなど金融以外でも応用が拡がっているブロックチェーン技術を基礎から学びシステムへ応用するための講座
・ブロックチェーン技術の「システム全体として障害に強い」「改ざんが困難」「トレーサビリティが可能」「管理費のコストが安価」などの特徴を活かし、システム開発へ応用しよう!

講師の言葉

 ブロックチェーン技術が注目され多くの技術者が勉強を始めています。しかし初めてブロックチェーンを調べる方には、いきなり厳密な仕様書を読んでも技術の全体像が分からないという課題があります。本セミナーではブロックチェーン技術について厳密さより分かり易さを優先して解説し、全体像を掴んでいただきます。
 また、ブロックチェーンを応用して新しいサービスや製品の開発を目指す方にもお役立ていただけます。本セミナーにより技術の本質を直感的に理解できるので、どういったサービスにこの技術が適用えきるか、その際にどのような課題があるか、などをイメージ可能になります。
 ブロックチェーンは従来の「トランザクション処理」を中央システムなしに実行する技術と言えますが、その方式は従来とまったく異なるため多くの利害得失があり、それを念頭においた技術開発、サービス開発を目的とする方々に受講いただくと有効であると思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年07月12日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ブロックチェーン技術については初めて勉強する、あるいは初心者レベルの技術者の方
・自分のビジネスにブロックチェーン技術を適用したい、あるいは、ブロックチェーン技術を利用して何か新しいビジネスができないか検討したいと考える企業の方
・IoT、公共、医療システム、データ取引、債権、不動産、チケット販売、購買記録、資金調達、コミュニケーション、資産管理、ストレージ、認証、シェアリング、商流管理、コンテンツ、将来予測ほか関連分野の技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・ブロックチェーン技術を利用したサービス、製品の検討に必要な知識
・本格的にブロックチェーンに関するシステム開発に携わる前に必要な技術上の前提知識
プログラム

1.技術的な観点でブロックチェーンを知る
  (1).ブロックチェーン技術の本質とIoTへの応用の考え方
  (2).トランザクション処理としてのブロックチェーン
    a.トランザクション処理とは
    b.ブロックチェーンによるトランザクション処理
    c.順序保証の無いトランザクション処理
    d.口座ごとの残高計算方法
    e.ブロックk改ざん防止の原理
    f.スマートプロパティ
  (3).ブロックチェーンの基盤:暗号技術
    a.共通鍵暗号
    b.公開鍵暗号
    c.デジタル署名
    d.電子証明書

2.ブロックチェーンの具体例
  (1).ビットコインプロトコル 
  (2).性能の考え方

3.ブロックチェーンに対する攻撃手法の例
  (1).51%攻撃
  (2).トランザクション展性
  (3).シビルアタック

4.ブロックチェーン技術の応用分野
  (1).貿易金融業務への応用
  (2).NASDAQでの応用
  (3).地域仮想通貨の試み
  (4).国際標準化の動き

キーワード ブロックチェーン トランザクション処理 共通鍵暗号 公開鍵暗号 デジタル署名 電子証明書 トランザクション展性 シビルアタック
タグ 統計・データ解析インターネットクラウドコンピューティングコンテンツセキュリティ・暗号ソフト管理ソフト知的財産データ解析ネットワークデータ分析ITサービス
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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