オープンCAEを用いた流体解析の基礎と実践 ~1人1台PC実習付~

~ 外部流れ、内部流れ、混相流の問題におけるオープンCAEの実践的活用法 ~

・近年劇的にユーザー数が増えているOpenFOAMを実践的に活用するための講座
・面倒なコマンドライン入力もほとんど不要なオープンCAEで効果的に流体解析を実践しよう!

*講習で使用するソフトのパッケージはお持ち帰りできます

 

講師の言葉

 流体機器設計の現場でCFD(数値流体解析技術)は必須技術となりつつありますが、商用CFDは高額で、専用のマシンで専門家にしか取り扱えないといったハードルがあり、一般の設計技術者が手軽に使えるものではありません。
 これに対し、オープンCAEを使えばこのようなデメリットを解消できるという期待もあるのですが、自己責任、自助努力が基本となるので、使い方がわからなかったり、サポートの不備のせいで、自分には使えないと諦める人もたくさんいます。
 OpenFOAMは、近年、劇的にユーザー数を増やしているオープンソースCFD統合ソフトウエアで、これをベースにしたDEXCS for OpenFOAMは手軽に本格的なCFDを体験できることを目標に、OpenFOAM だけでなく、これを上手に使いこなす為のツールをオールインワンパッケージにしたものです。これらのツールを使うことで、面倒なコマンドライン入力もほとんど不要でOpenFOAMを使いこなせるようにするもので、本講習では流体解析を勉強するために用意した簡単な実用例題も同梱したパッケージを使用します。
 但し、OpenFOAMに関する基本的な知識は必要になるので、本講義ではそれらを実習を通して学びながら、更なる活用に向けての勘所を概説します。講習で使用するパッケージはそのまま持ち帰ることができ、受講者の環境で使用する方法も説明するので、受講者はこれらを足掛かりにした自助努力を継続することによって、活用エキスパートへの道が拓けることを期待します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年07月24日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・設計開発を目的にCFD解析に取り組みたい方
・すでに取り組んでいるが、市販ソフトの費用面で困っている方
・自動車・機械・電子部品・精密機器・プラントその他流体解析関係部門の技術 者の方
予備知識 ・流体現象に関する基礎知識
修得知識 ・OpenFOAMを自身のPC環境で使えるようになる
・さらに高度・実用的な解析に向けて、足掛かりとなる情報を得ることができる
プログラム

1.OpenFOAMとは
  (1).OpenFORMの基礎

2.DEXCS for OpenFOAMとは
  (1).実習1 :まずは使ってみる
  (2).DEXCSの狙いと推奨利用方法

3.OpenFOAM活用に必要な基礎知識
  (1).Linuxについての理解
  (2).OpenFOAMの仕組み

4.DEXCS for OpenFOAMの実習2
  (1).OpenFOAM の実践的活用法
  (2).DEXCS搭載ツールの説明
      a.FreeCAD
      b.cfMesh
      c.TreeFoam+dexcsSwak
  (3).標準チュートリアルのスタディ
  (4).メッシュ変更演習

5.流体設計の例題実習
  (1).外部流れの問題
  (2).内部流れの問題
      ・検査の後処理
      ・解析例
      ・計算結果の可視化例
  (3).混相流の問題
      ・撹拌槽内の流れ

6.更なる活用に向けての足掛かり 

キーワード オープンCAE 流体解析 OpenFOAM メッシュ 外部流れ 内部流れ 混相流
タグ シミュレーション・解析水処理熱交機器・熱電変換配管流体解析
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日