技術者のためのプレゼンテーションと実践テクニック　～演習付～

講師の言葉

　エンジニアや理工系研究者の多くの方が、プレゼンに何らかの苦手意識を持っているのではないかと思います。プレゼンが大好きで得意！というエンジニアはむしろ圧倒的少数派でしょう。できれば避けたいけど避けて通れないハードルとして、身構えている人もいるかもしれません。一方、世に出回っているプレゼン指南書は、確かに良いことを言っているかもしれませんが、「自分には向いてない・・・」「これができたら苦労しない・・・」というハードルが高いものばかりです。
　プレゼンは、ハキハキと流暢に相手を魅力するように格好良く喋らなければならないものでしょうか・・・？　人前で喋る自信がない人は、永遠にプレゼンができないのでしょうか・・・？ いやいや、そんなことはありません。プレゼンは、本来、他者との情報共有です。朴訥でも、ファクトを示して相手の立場に立った情報提供という誠実な姿勢こそが好まれます。多少ミスしても全然OK。むしろ、ミスをするな！ではなく、ミスはするものと前提として、ミスをカバーできる転ばぬ先の杖としての方法論やテクニックを本講義では伝授します。

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