材料力学の基礎と機械における強度設計への応用 ~演習付~

~ 機械要素・材料力学の基礎と強度計算・機械設計への応用例 ~

・材料力学の基礎知識や機械要素の強度計算法を修得し、機械の強度設計に活かすための講座
・CAEを効果的に活用する設計技術を修得し、機械の信頼性向上、長寿命化へ活かそう!

講師の言葉

 CAE(Computer Aided Engineering)の技術が著しく発達したことにより、細かいことが分からなくてもパソコンに数字を打ち込むだけで、強度計算や製図の図面ができてしまう。それは実務としては問題が無いかもしれないが、トラブルが生じた際には、やはり基礎的な知識が解決するために必要となる。実際、機械要素の強度不足による事故も数多く起きている。
 本講義では、機械要素の強度計算に必要不可欠である材料力学の基礎知識と軸や歯車などの機械要素における強度計算法の修得および強度設計の実例を挙げ、その強度計算とその考え方についての演習を行う。

当日は関数電卓をお持ちくださいませ

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年05月30日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・基礎を学ばずに実務に関わっている技術者(例えば文系出身の方)
・初めて機械要素の強度計算に触れる方
・機械系出身で学び直しをしたい方

予備知識 ・材料力学や機械設計に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・機械要素についての基本的な強度計算方法
・材料力学の基礎知識と計算法
プログラム

1.機械要素の種類
  (1). 機械要素の種類
  (2). 機械要素に関する実際に起きてしまった事故例

2.材料力学の基礎
  (1).応力の種類
      a. 垂直応力
      b. せん断応力
  (2).応力とひずみ
  (3).変形量とひずみ
      a. ひずみの計算方法と単位
      b. ひずみの種類
      c. 応力とひずみの関係 ~フックの法則,ヤング率~
     d. 弾性変形 
     e. 応力-ひずみ線図
  (4).曲げ応力
  (5).ねじり応力
  (6).応力集中が生じる例 ~切欠きの有無~
  (7).許容応力と安全率
  (8).疲労破壊とクリープ
  (9).動力伝達によって働く力学(回転運動、直線運動)

3.機械要素の強度計算および設計への応用
  (1). 軸
      a. 曲げ
      b. ねじり
      c. 危険速度
  (2). ねじ
      a. 働く力
      b. 締付け力
      c. 効率
      d. せん断と圧縮
  (3). 歯車
      a. モジュール
      b. 歯の切下げ(アンダーカット)
      c. 転位歯車
      d. 曲げ強さ
  (4). キー
      a. せん断
      b. 圧縮
  (5). リベット
      a. せん断
      b. 圧縮

4.強度設計への応用例とその考え方
  (1). 小水力発電装置
      a. 伝達動力
      b. 軸の曲げとねじり
  (2). 歯車減速機
      a. 伝達動力と減速比
      b. 歯車の強度
  (3). 疲労と強度

キーワード 機械要素 材料力学 応力 ひずみ フックの法則 ヤング率 応力集中 疲労破壊 クリープ 回転運動 直線運動 軸 曲げ ねじ 歯車 減速機 
タグ 金属材料材料機械機械要素材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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