生産管理システムの基礎と効果的な活用法とそのポイント

~ 生産管理システムの基礎、生産管理システムの活用の現状、生産管理システムを使いこなすための秘訣 ~

・生産管理システムを使いこなし、効率的な生産を行うためのノウハウについて具体例を通して修得する講座
・自社の生産管理システムの活用を難しくしている原因を正しく理解し、効果的に活用して生産性を向上させよう!

講師の言葉

 中堅クラス規模以上の工場で生産管理システムを使っていないところはほとんどありません。ところが、そうした工場が生産管理システムを使って何らかの経営効果をあげているかというと、自信をもってイエスと云える企業は少ないのではないでしょうか。実際に各工場を回っても製造指示書や注文票などの生産伝票発行にしかシステムを使っていない工場が大半です。
 最近の日本工場は人手不足の深刻化とともに、製造能力や製造納期の管理が難しくなってきています。生産管理システムを活用しないと効率的な生産が行えない時代になってきています。
 本講座では日本の製造業を取り巻く環境変化の中で、日本工場が生産管理システムを正しく活用していくための基礎知識について事例を交えて講義するとともに、生産管理システムを使いこなすための秘訣を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年04月10日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・工場の生産管理スタッフ、情報システム担当者、生産管理、資材、生産技術、製造、経理、企画部門の管理職の方
・生産管理システムを使いこなす秘訣を知りたい方
・生産管理システムを導入しているが、使いこなすには限度があると感じている方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・なぜ自社の生産管理システムがうまく動かないのかを包括的に理解することができ、生産管理システムの活用を推進するためのヒントを掴むことができます
プログラム

1.生産管理システムの基礎用語を理解する
  (1).受注生産、計画生産、先行手配型受注生産(ATO)の違い
  (2).サプライチェーンマネジメントとブルウィップ効果の影響
  (3).生産管理システムの主な機能
  (4).代表的な生産管理手法(製番管理、製造ロット番号管理、流動数曲線管理、かんばん)
  (5).MRP(資材所要量計画)からMRPⅡ(製造資源計画)、ERP(統合業務
      パッケージ)へ
  (6).広がる生産スケジューラ、IoTへの期待
  (7).PLM(PDM)システムとBOM(部品表)

2.生産管理システムの構築目的を理解する
  (1).生産管理システムの役割を整理する
  (2).スタッフ要員の間接作業工数を削減する
  (3).余分な在庫を削減する
  (4).リードタイムを短縮して納期対応力を高める
  (5).生産性を高めて利益を創出する(生産平準化の意味)

3.生産管理システムの活用を難しくしている原因
  (1).生産管理システムの現状・使用例
  (2).生産管理システムを理想通り使えない理由
  (3).MRPの課題と限界
  (4).スケジューラの弊害
  (5).生産管理を妨害している要素

4.生産管理システムを使いこなすための秘訣
  (1).ブルウィップ効果で注意するべきこと
  (2).「現状のまま」から改善へ
  (3).ユーザー部門と情報システム部門の連携(巻き込む秘訣)
  (4).パッケージ利用の時代からプロトタイプ開発の時代へ

キーワード 生産管理 受注管理 計画生産 先行手配 サプライチェーン ブルウィップ効果 MRP ERP スケジューラ 部品表 BOM リードタイム短縮
タグ 業務改善生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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