超音波による非破壊検査の基礎とインライン探傷の活用ポイント

~ 適切な探傷・検査に必須となる超音波の基礎と挙動、 超音波探傷ノウハウと探傷事例、画像処理システムとの連携、インライン対応の事例 ~

・生産現場で非常にニーズが高いインライン対応を含め、超音波探傷の知識を基礎から習得する講座!

・非破壊で物質内部の状況を観察できる超音波探傷技術と、効果的な実践的活用法について学び、超音波探傷システムの導入、検査の自動化に活かそう!

講師の言葉

 人間の身近にある“音”を使って、ものを破壊することなく物質内部の状況を観察できる超音波探傷技術は、自動車や鉄道、航空宇宙などの「安全」を担う一翼として、産業界で幅広く活躍しています。特に生産現場におけるインライン対応は、市場に流通する製品の安全性が求められる中、非常にニーズが高く重要視されています。

 本講座では、超音波をはじめて学ぶ方にもわかりやすく、「超音波とは何か」の基礎部分から超音波探傷装置のしくみ、探傷ノウハウまで、実際の探傷事例を交えて丁寧に解説し、皆さんが実務に応用できる基礎力の取得を目指します。

会場を変更しました(西新宿→市ヶ谷)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月08日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・超音波非破壊検査技術に関心があり、基礎から学びたい方
 自動車部品、機械、重工業等、産業系メーカー企業の技術者(生産技術担当者)など
予備知識 ・高卒程度の知識(数学、物理)
 超音波に関する専門知識は必要としません
修得知識 ・超音波の基礎
・超音波非破壊検査の基礎知識
・インライン探傷装置導入のために必要な知見
プログラム

1.超音波の基礎

実際に探傷試験をおこなったりインライン化するにあたり、どのように音を入れるかが最も重要で、そのためには本章の超音波の挙動と探傷手法を理解することが必要です。

  (1).超音波とは

  (2).超音波の発生と受信

  (3).超音波の種類と音速

  (4).波長と周波数

  (5).超音波の伝わり方

    a.音の伝達、広がり、減衰

  (6).超音波の反射、通過、屈折

    a.垂直入射、斜め入射

    b.反射と通過率

 

2.超音波探傷の基礎

  (1).探傷装置について

    a.探傷器の構成

    b.超音波を発生させるしくみ

  (2).試験方法及び試験条件の選定

    a.検出したいものにより検討すべきものは

  (3).各探傷方法のメリット・デメリット

    a.直接接触法、水浸法、非接触法(空中超音波法)

  (4).探傷装置の基本操作

    a.ゲート機能

 

3.画像処理システムを用いたきずの検出

  ~超音波探傷と画像処理システムの組み合わせ~

  (1).高周波プローブを用いた微小きずの検出

  (2).空中超音波による減衰材料の探傷(水の浸入を嫌う材料)

 

4.インラインにおける超音波探傷の利用

  (1).丸棒材のインライン探傷検討例

    a.探触子個数、配置

    b.探傷ピッチ、処理速度

 

※関数電卓(もしくは三角関数、逆三角関数、logと対数が計算できるスマホ等)をご持参ください

キーワード 超音波 超音波探傷 直接接触法 水浸法 非接触法 空中超音波法 画像処理 減衰材料 探傷ピッチ インライン
タグ 非破壊検査画像車載機器・部品電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日