流体工学の基礎と流体抵抗低減技術のポイント

~ パイプやダクトの中の流れ、圧力損失と速度分布、添加剤/壁面構造(改質)による液体流れの抵抗低減手法、気体流れの制御手法 ~

・難しい方程式を極力使用せず、流体工学の基本から抵抗低減手法を習得する講座!

・着目すべき流れの部分から、液体や気体の流れの抵抗低減手法および制御技術を幅広く習得し、機器のエネルギー効率化などに活かそう!

講師の言葉

 流体運動やそれに伴う力を論じる学問である「流体力学」を、人類の発展に寄与する技術を生み出すために体系化したものが「流体工学」です。人類の発展に無くてはならない学問ですが、流れを見ることが出来ないなどの理由で難しいと思われています。

 この講義では、難しい方程式を極力使用せず流体を扱う上でのポイントを説明します。また、流動抵抗の低減のためには、流れのどの部分を着目すれば良いか解説します。さらに、液体や気体流れに対する抵抗低減手法について、幅広く紹介することにも重きをおきます。

 講義の前半では、流体工学の基本的事項について、重要となる無次元数などを交え説明します。そして、その基本的事項が、どのような場面で重要になるのか説明します。

後半では、現在までの抵抗低減手法の紹介・分類、簡単な解説を行います。そして、液体流れにおける抵抗低減手法、空気流れの制御手法などを、具体的に解説していきます。

会場を変更いたしました(西新宿→竹橋)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月28日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 5階 501号室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体工学の基礎から学びたい方、流体関連の開発・研究に携わる技術者、これから流体関連の業務に携わろうとする方、液体および気体流れに対する抵抗低減手法に関する知識を得たい方
(配管、ポンプ、流体機械、ターボ機械、プラント、船舶、車、飛行機)
予備知識 ・高卒程度の微積分、力学
修得知識 ・流れの抵抗低減手法に関する知識
・流体工学に関する基礎知識
プログラム

1.流体工学とは

  (1).液体・気体・固体の分類(視点を変えればすべて流体?)

  (2).流れの分類(層流と乱流)

  (3).液体の分類(ニュートン流体・非ニュートン流体)

 

2.パイプやダクトの中の流れを知る

  (1).圧力とせん断応力

  (2).圧力損失と速度分布

 

3.物体周りの流れを知る

  (1).円柱や翼周りの流れ

  (2).抗力係数とは

  (3).可視化の方法

 

4.流れの抵抗低減の基礎

  (1).壁は粗い方が抵抗は増加するのか

  (2).形状はどうすれば良いのか

  (3).抵抗低減手法の分類

 

5.液体流れの抵抗を低減させるには

  (1).添加剤による抵抗手減

    a.高分子添加(トムズ効果)

    b.界面活性剤添加

    c.生物由来の添加剤など、新しい添加剤

  (2).壁面構造(改質)による抵抗低減

    a.超撥水性壁

    b.親水性壁

    c.その他

 

6.気体流れの抵抗低減(プラズマアクチュエータによる制御)

  (1).アクチュエータから生成される流れ

  (2).オゾン生成法としてのアクチュエータ

  (3).動向と応用先

キーワード 無次元数 圧力 せん断応力 抗力係数 高分子 界面活性剤 超撥水性壁 親水性壁 アクチュエータ
タグ エネルギー化学工学バルプ・ポンプ流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 5階 501号室
ちよだプラットフォームスクウェア
住所: 〒
東京都千代田区神田錦町3‐21
電話番号 : 03-3233-1511
FAX :
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日