適応フィルタ・適応アルゴリズムの基礎とノイズ除去への応用 ~デモ付~

~ 適応フィルタの基本構成、最適化と勾配法、LMS法/NLMS法/APA法/RLS法の各手法と使い分け、信号分離・エコーキャンセラ・雑音除去への応用例 ~

・適応アルゴリズムの動作を視覚的に捉えられる図解を用いて、分かりやすく解説する講座!

・伝達関数の自己適応により、状況に応じた信号処理を行い、より高度なノイズ除去や信号分離などに活かそう!

・希望者にはデモファイルを差し上げます

講師の言葉

 適応フィルタの基礎から応用までを解説します。幾何学的なイメージによって適応アルゴリズムの動作を視覚的に捉えられるように、数式の意味を図解します。これによって、深い理解を得ることができます。適応アルゴリズムの幾何学的イメージを習得することで、工学の実問題に応用した際の性能を「直感的に」予測することができるようになります。また、結果を解析する際にも大いに役立ちます。

 基礎に重点をおいて説明しますが、時間が許す範囲で発展的な内容にも触れたいと思っています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月30日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・メーカー、組み込みソフト/IT企業、公的機関の技術者・研究者の方
・自動車、通信、画像、音声・音響、電気、制御、電力、生体情報、計測などに携わる技術者の方
予備知識 ・大学1~2年度に習う、線形代数の基礎知識
修得知識 ・様々な適応アルゴリズムを体系的に理解できるようになる
・状況や目的に応じて、適切な適応アルゴリズムを選択できるようになる
プログラム

1.適応フィルタの基礎とベース知識

  (1).FIRフィルタとIIRフィルタ

  (2).適応フィルタの基本構成

    a.適応フィルタとは

    b.線形システムモデル

    c.トランスバーサルフィルタによる適応フィルタの実装

  (3).ウィナーフィルタ

  (4).最適化と勾配法

  (5).連立方程式と直交射影

  (6).カルマンフィルタとの関係

 

2.適応アルゴリズムとその特長:基礎編

  (1).最小平均2乗 (LMS) 法

  (2).学習同定 (NLMS) 法

  (3).アフィン射影 (APA) 法

  (4).再帰的最小二乗 (RLS) 法

  (5).各手法の利点と欠点

  (6).各手法の使い方と注意点

 

3.適応アルゴリズムとその特長:発展編

  (1).スパース適応アルゴリズム:多数の零係数を持つ未知系に対する高速化

 (※エコーキャンセラや通信路推定などに応用されています)

  (2).制約付き学習同定 (CNLMS) 法:線形制約条件の活用法

 (※レーダなどへの応用に使われています)

 

4.応用例

  (1).信号分離・干渉除去

  (2).音響システムにおけるエコーキャンセラ

  (3).雑音除去

 

付録資料

  (1).適応並列劣勾配射影 (APSP) 法

   ・並列計算による高速化と雑音へのロバスト性

 

※波形や音声のデモがございます

キーワード 適応信号処理 FIRフィルタ IIRフィルタ カルマンフィルタ LMS RLS 信号分離 雑音除去 エコキャン
タグ 信号処理通信音声処理画像処理回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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