機械設備の劣化(振動)モード分析による予知保全技術と状態監視への応用 ~個別相談付~

~ 機械設備の状態監視、振動モード分析/劣化モード分析のポイントとその事例、無線センサ・画像診断・アンバランス付加などの診断技術 ~

・適切な振動測定箇所の選定、データの収集分析法を学び、予知保全技術に活かすための講座
・運転条件とリンクしていない、劣化事象の要因把握が複雑、などの理由でデータの活用が困難になっている予知保全技術について、正しい効果的な方法を修得し、状態監視に活かそう!

講師の言葉

 機械設備の予知保全を目指して、振動データを収集し、蓄積しようとしているが、振動測定箇所の不適切、流量などの運転条件とリンクしていない。そのため、折角の測定データの蓄積が無駄になっているケースが多発している。また、劣化事象は、部品の組立て精度や複数の劣化要因の重ね合わさりにより、劣化が加速するので、この現象を正しく分析して、寿命予測を行う必要がある。
 そこで、振動モード分析、劣化モード分析に分けて、正しい振動測定箇所、データの分析蓄積方法、劣化予測のための重なり合った要因の分析方法、寿命予測方法について、具体的な実例を踏まえて説明する。
 講義の最後には、事前のメール受付けによる予知保全に関して、個別に相談に乗ります。受講者の実務の保全業務に、役立つ講義としたい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年12月21日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械、設備、保全、設備診断業務関連の方
・機械状態監視診断技術者(振動)カテゴリーⅡの修得者の方
予備知識 ・振動測定技術、振動モードの基礎知識
修得知識 ・正しい振動測定箇所の選定、予知保全に向けたデータの収集分析と活用法
・状態監視技術の最新動向
プログラム

1.機械設備の状態監視技術
  (1).状態監視とは
   (米国による運転中保全の導入による設備稼働率の大幅向上の背景にあるもの)
  (2). 設備診断技術者に求められていること
  (3). ISOにおける「機械設備の状態監視と診断」の関連規格

2.振動モード分析を含む劣化モード分析による予知保全技術
  (1).予知保全技術とは
    a.状態診断
    (現在の状態を振動や電流から、部品の組立て状態と劣化状態を推定)
    b.劣化要因分析と寿命予測
    (複数の劣化要因の重ね合わさりにより劣化が加速する事象の予測)
  (2).振動モード分析
    a.振動モード分析による注意事項と配管の事例
    b.振動の最適な測定位置の選定方法とその事例
    c.打撃振動試験による2ch周波数分析器の分析方法とその事例
  (3).劣化モード分析
    a.ポンプモータの事例
    b.コンプレッサーの事例

3.機械設備の状態監視技術
  (1).無線センサなどによる監視技術の動向
  (2).検査のばらつきや劣化確率密度分布変化を考慮した劣化予測の動向
  (3).画像診断の動向
  (4).アンバランス付加や熱的衝撃を与える能動的診断技術の動向

4.設備診断技術者の資格制度

5.事前のメール受付けによる予知保全に関する相談の回答
   (当日、紙の資料を持参されても結構です)

キーワード 状態診断 設備稼働率 振動モード分析 劣化モード分析 劣化予測 無線センサ 画像診断 アンバランス付加 予知保全
タグ 信頼性試験・故障解析データ解析センサ未然防止ロボット機械工作機自動車・輸送機振動・騒音設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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