金属材料における損傷・破損原因の特定法と対策技術

~ 金属材料の種類・特性と製品部材における破損事例および破損原因の特定と対策 ~

・車輌、機械、プラント設備などの開発設計、強度研究、信頼性保証、解析部門の担当の方
・金属材料の研究開発部門の方
・金属材料の加工に関わる方
・機械・構造物の破損と対策に関心のある方

講師の言葉

主に製造業の技術者・研究者向けとして、金属材料の製品及び部材の損傷・破損原因の解析方法について初心者の方にも分かるようにポイントを解説致します。
損傷・破損原因の解析に際しては、その前提として金属材料の基礎知識を理解しておく必要があります。そのため、前半では金属材料の全般知識についても解説致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年11月21日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・車輌、機械、プラント設備などの開発設計、強度研究、信頼性保証、解析部門の担当の方
・金属材料の研究開発部門の方
・金属材料の加工に関わる方
・機械・構造物の破損と対策に関心のある方
予備知識 ・材料力学の基礎知識があると理解が深まります
修得知識 ・主な金属材料の種類と特徴
・金属材料の特性と主な損傷原因
・金属材料における主な試験・検査の種類
・破損原因調査の手順とポイント
・破損原因の特定と対策
プログラム

1.主な金属材料の種類と特徴
  (1). 鉄鋼材料
  (2). 非鉄金属材料

2.金属材料の特性概要
  (1). 引張
  (2). 硬さ
  (3). 疲労
  (4). クリープ
  (5). 腐食

3.金属加工の種類と特徴
  (1). 鋳造
  (2). 鍛造
  (3). 圧延
  (4). プレス
  (5). 熱処理
  (6). 機械加工
  (7). 溶接

4.主な損傷種類
  (1). 疲労
  (2). クリープ
  (3). 腐食
  (4). 摩耗
  (5). エロージョン
  (6). 材質劣化
  (7). 溶接欠陥

5.主な試験・検査の種類
  (1). 外観観察
  (2). 光学顕微鏡組織観察
  (3). SEM観察
  (4). 化学分析・機器分析
  (5). 各種機械試験

6.破損原因調査の手順とポイント
  (1). 現地・現物確認(外観観察、ヒアリング)
  (2). 損傷部材の輸送・保管
  (3). 調査方法の計画
  (4). サンプリング・試験片加工
  (5). 試験・分析の実施(依頼試験を含む)
  (6). データ収集・評価(使用材料、加工プロセス、使用履歴、使用環境、試験データ)

7.破損原因の特定と対策
  (1). 破損原因の特定
      a. FT法
      b. 推定原因の検証法
      c. その他
  (2). 破損対策
      a. 原因除去
      b. 代替法 
  (3). 報告書作成

8.製品部材における破損事例
  (1). バルブ破損
  (2). アルミホイール破損
  (3). 熱交換器破損

キーワード 金属疲労 腐食 摩耗 エロージョン 溶接欠陥 SEM 
タグ 金属プラント機械構造物
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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