設計品質向上のための技術伝承・暗黙知の見える化とそのポイント ~演習付~

~ 設計品質向上、技術伝承と暗黙知の見える化、設計手順の標準化、過去トラの効果的な活用法 ~

設計検討の質を向上させるために、若手技術者に暗黙知を伝承させるポイントを修得する講座
経験豊富な講師から、技術伝承と暗黙知のポイントを学び、開発設計の基盤を確立させよう!

講師の言葉

 失われた20年の間、日本の製造業における開発設計の現場では、効率化・スピード・コストが最優先で求められてきました。その結果、発生した不具合の根本原因の追究と対策や、技術の深掘り、人材育成等にあまり時間がかけられず、似たような問題の再発により顧客の信頼が失墜し、技術力や知的生産性が退化してしまっているように感じます。このような状況を打破する上で、改めて「設計検討の質」を重要視すべきと思います。
 既知の領域、特に暗黙知については若手技術者へ確実に伝承し、確固たる開発設計の基盤を確立することが、新たな価値創出には不可欠ですので、このポイントを講義の中でふれていきたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月24日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・開発設計部門の中堅、リーダー、課長クラスの方
・設計業務の引き継ぎ相手に伝わる方法を学びたい方
・技術伝承に興味のある方
・暗黙知の見える化の際にどこから手を付ければ良いか悩んでいる方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・技術課題解決に向けた検討方法
・暗黙知の見える化のポイント
・社内資料(過去トラ、設計標準など)の効果的な活用方法
プログラム

1.設計品質向上概要
  (1).設計品質に関する現状の問題点
    a.開発設計プロセス上の問題点
    b.人材育成に関する問題点
  (2).設計品質向上の基本的な考え方と基本手法
    a.顕在化している問題の再発防止手法
    b.潜在化している問題の未然防止手法
  (3).設計品質の振返り分析(個人ワーク、グループワーク)
    a.設計起因の不具合発生、不具合流出に関する簡易分析
    b.不具合発生、不具合流出実態に対する要因検討

2.設計現場における技術伝承と暗黙知の見える化のポイント
  (1).技術伝承の場
    a.DR、審査会などの公式の場
    b.定例ミーティング、打合せ、相談などの日常コミュニケーションの場
  (2).暗黙知の見える化手法
    a.設計手順の標準化手法:IPDO標準化の解説
    b.IPDO標準化のデモンストレーション
  (3).技術資産としての過去トラ情報活用方法
    a.過去トラ情報で参照すべきポイント
    b.過去トラ情報として蓄積すべき情報

キーワード 設計品質 人材育成 問題解決 再発防止 不具合流出 技術伝承 暗黙知 設計手順 IPDO 設計標準 過去トラ
タグ 技術伝承
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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