電源の高効率化、安定制御技術の基礎と部品の最適選定および設計法 ~デモ付~

~ スイッチング電源の原理、トランス・リアクトルの設計法、 回路・部品設計とその選択、安定化・高速化のためのフィードバック制御 ~

・スイッチング電源の基礎から安定化・高速化のための制御技術まで学び設計に活かすための講座

・高性能化が進んでいる機器において必要な電源の最適設計と安定化のための制御技術を修得するための特別セミナー! 

講師の言葉

 近年、地球環境を考えると温暖化の問題で各種電子機器の効率の問題が叫ばれて久しい。このためには各機器の高効率化、高性能化が問われている。LSIの高密度化・高速化が著しく、電子機器、例えばPC用等では低圧大電流が急速に進み更に急峻な負荷急変に対応しなければならない。一方特殊用途として高電圧の要求も増えている。
 これらに対処するためには、電源方式、各部品の最適設計、安定化のためのフィードバック制御の知識及びその設計法の習得が必要である。
 本講義では「スイッチング電源方式の決定とシミュレーション」、「トランス・リアクトルの設計法」、「スイッチング素子・制御ICやコンデンサーの選択」、「制御のための一巡伝達関数・周波数応答・インディシャル応答」や「系の安定化・高速化のための補償等フィードバック理論」等について述べる。

本講座は会場が変更になりました。(千代田プラットフォームに変更)

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月01日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電源機器の開発・設計者の方
・電源システムの開発設計者の方
予備知識 ・電気回路の基礎知識
修得知識 ・電源に関する知識の概要と高効率・安定制御のための設計法
プログラム

1.スイッチング電源の基礎
  (1).スイッチング電源の原理
    a.シリーズ電源とスイッチング電源
    b.パルス幅、周波数制御
  (2).各種スイッチング電源
    a.バックコンバータ
    b.ブーストコンバータ
    c.バックブーストコンバータ
    d.静特性・動特性
  (3).スイッチング損失とノイズ
    a.ハードスイッチ
    b.ソフトスイッチ
    c.放射雑音・伝導雑音
    d.高調波抑制

2.回路設計、部品設計と選択
  (1).磁気部品
    a.トランス
    b.チョークコイル 
  (2).半導体素子
    a.スイッチ素子
    b.制御素子 
  (3).回路素子
    a.コンデンサー
    b.抵抗
    c.その他

3.制御技術
  (1).伝達関数
    a.ラプラス変換
  (2).フィードバック制御
  (3).応答
    a.インディシャル応答(ステップ応答)
    b.周波数応答(ボード線図)
  (4).補償回路
    a.高次制御系の二次系近似
    b.遅れ補償と進み補償 

4.シミュレーション
    SCATによるシミュレーションの例

キーワード スイッチング電源 コンバータ パルス幅 周波数制御 リアクトル 高調波抑制 トランス コイル コンデンサ 周波数応答 ラプラス変換 伝達関数 フィードバック制御 SCAT
タグ エネルギーマネジメントシステム電源・インバータ・コンバータ電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
東京都千代田区神田錦町3‐21

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