機械力学の基礎と機械設計への活かし方

~ 力のモーメント、静止摩擦、動摩擦、転がり摩擦、直線運動と回転運動の関係、感性モーメントの実際の計算例 ~

・機械力学で使われるベクトル、摩擦、慣性を考慮した問題解決力を修得するための講座

・機械設計者に不可欠な機械力学を基礎からマスターし、実際の設計業務へ効果的に応用しよう!

講師の言葉

 機械設計において、力学問題が対応できる設計者とできない設計者では、おのずと任される設計内容に差が出てきます。もう少し厳しい言い方で言うと、設計者と製図者に分けられます。力学が理解できない人は、決して設計者にはなれません。実は、力学は機械設計において一番面白い部分なのです。
 もちろん建築物、構造物のように静力学というのも重要な要素ですが、機械設計の面白さは何と言っても機構を考えて動かすことです。機械の力学は、もちろん物理学の理論を根本としていますので、難しく考えればとことん難しく考えることはできますが、浅く広く理解することにより機械設計に生かすことも十分にできます。力学はとても範囲が広く、それ以上に応用範囲も広いものです。これらを理解していくうちに現代の社会には、色々なところに応用されおり、とても重要で、興味深いものであると感じていただけると思います。

本講座は、会場が変更になりました

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年08月01日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計経験者 2年以上、中級以上の方
予備知識 ・機械要素が理解できている方
修得知識 ・力学の初歩を理解できるようになります
・機械力学で使われるベクトル、摩擦、慣性を考慮した問題解決力を修得できます
プログラム

1.単位系
  ・単位換算について

2.ベクトル
  (1).力の分解について
  (2).力の合成について

3.力のモーメント
  ・トルクとは

4.図心と重心

5.摩擦
  (1).静止摩擦と動摩擦
  (2).転がり摩擦

6.運動
  (1).運動の第一法則
  (2).運動の第二法則
  (3).運動の第三法則

7.仕事
  (1).仕事
  (2).仕事率

8.エネルギー
  (1).位置のエネルギー
  (2).運動のエネルギー
  (3).エネルギー保存の法則

9.滑車
  ・動滑車と定滑車の組み合わせ

10.直線運動と回転運動の関係

11.慣性
  ・アブソーバーの使用

12.慣性モーメント
  (1).慣性モーメントとGD2の関係
  (2).円柱(円板)形状の物体のGD2
  (3).GD2における平行軸の定理
  (4).回転軸が物体の重心を通らない場合
  (5).GD2の公式
  (6).機械設計におけるGD2の計算
  (7).連動する回転体の等価GD2
  (8).直線運動体の等価GD2
  (9).車軸換算の等価GD2
 (10).制御におけるGD2
 (11).実務の計算例

13.機械設計への活かし方

キーワード 単位系  ベクトル 力のモーメント 図心 重心 静止摩擦 動摩擦 転がり摩擦 エネルギー保存の法則 滑車 感性 慣性モーメント
タグ ロボット機械機械要素工作機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
東京都千代田区神田錦町3‐21

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