• 2018年09月19日(水) 10:30 ~ 17:30

１. 衛星測位システム
　　(１). GPSの歴史
　　(２). GPSの概要　
　　(３). GPS衛星の信号　
　　　　　　a. 航法メッセージ
　　　　　　b. 信号の変調
　　　　　　c. スペクトル拡散変調
　　　　　　d. 信号の復調
　　(４). GPS衛星の位置の決定
　　　　　　a. ケプラー運動
　　　　　　b. ケプラー軌道の補正
　　　　　　c. GPS衛星位置の計算

２. 衛星測位のしくみ
　　(１). GPS測位の概要
　　(２). コード擬似距離観測
　　(３). 単独測位による位置決定
　　　　　　a. 単独測位の観測方程式と最小二乗解
　　　　　　b. 単独測位の精度とDOP
　　(４). 位相
　　(５). 位相擬似距離観測
　　　　　　a. 相対測位による位置決定
　　　　　　b. 相対測位の観測方程式と最小二乗解
　　　　　　c. 整数値アンビギュイティー
　　(６). RTK測位

３. 衛星測位の誤差と精度向上について
　　(１). GPSの誤差と対策
　　　　　　a. 衛星軌道誤差
　　　　　　b. 衛星時計誤差と受信機時計誤差
　　　　　　c. 電離層と大気圏の伝播遅延誤差
　　　　　　d. マルチパス誤差
　　　　　　e. アンテナ位相中心変動（PCV）誤差
　　(２). 電離層の影響とその除去
　　　　　　a. 位相速度と群速度
　　　　　　b. 電離層遅延
　　　　　　c. Klobucharモデル
　　　　　　d. 二波長観測による電離層遅延の消去
　　(３). 対流圏の影響とその除去
　　　　　　a. Hopfieldモデル

４. 高度な衛星測位による誤差の推定・精度向上
　　(１). 基本観測式
　　(２). 精密単独測位ＰＰＰ
　　(３). ネットワーク型RTK
　　　　　　a. ネットワーク型RTKでの誤差の推定

５. 衛星測位の座標系と位置の決定
　　(１). GPSの座標系（WGS84）による位置の決定
　　(２). 日本の測地基準系とその留意点
　　(３). 測地座標
　　(４). 日本の標高と精度への影響
　　(５). 時間のシステムと位置の決定

６. GNSSにおける最新技術
　　(１). GPS近代化計画
　　(２). GPS近代化の意義
　　(３). グロナス（GLONASS）
　　(４). ガリレオ (Galileo)
　　(５). 準天頂衛星システム（QZSS）

７． 位置を求める「最小二乗法」に必要な行列の知識
　　　・最小二乗法の基礎

日本テクノセンター研修室