手戻りを防止する構想設計と効果的な実践方法

~ 製品の構造と開発方法、開発目標設定、システム・モジュール構想および問題の未然防止方法 ~

・設計の手直しによる開発日程の遅れやコストの増大を未然に防ぐ構想設計が学べる講座
・問題を未然に防止し、開発が効率よく進むための「構想設計」について、実践的な方法を解説!

講師の言葉

 製品開発において、様々なトラブルが起こり、その原因の特定や対策に多くの時間が費やされることが多い。開発企業にとって開発の遅れは業績を低下させ、場合によっては企業の信頼性が傷つく恐れもある。
 トラブルの原因は様々であるが、特に設計に問題があると、影響はその後工程や市場に及ぶ。設計の手直しを行うと、しばしば開発日程の大幅な遅れや開発コストの増大を招くことになる。
 本講座の目的は、トラブルの発生を未然に防止し、開発全体が効率よく進むための構想設計の進め方を習得することである。そのために目標をどのように設定すべきか、トレードオフをどのように解消するか、開発上のリスクをどのように回避するか、などの実践的方法を解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年08月22日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・輸送機器、機械、構造物、電子機器などの開発設計などに関わる技術者の方
・構想設計に関心のある技術者の方
予備知識 ・構想設計に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・トラブル発生を未然に防止し、開発が効率よく進むための「目標の設定」、「トレードオフの解消法」、「開発上のリスク回避」など、実践的な構想設計の進め方
プログラム

1. 製品開発とその問題点
  (1). 市場要求の具体化
  (2). 目標到達のための手段
  (3). 様々なトラブル
  (4). 「現象発見・原因追究・対策」の問題点
  (5). フロントローディングの考え方

2. 製品の構造と開発の方法
  (1). モジュールとインターフェース
  (2). アーキテクチャ
  (3). 組合せ開発とすり合せ開発
  (4). 代表的製品

3. 設計の流れ
  (1). 市場からの要求の明確化
  (2). 目標設定
  (3). 構想設計
  (4). 基本設計
  (5). 詳細設計
  (6). 生産設計

4. 開発目標設定
  (1). 評価項目の設定
  (2). 目標値(要求レベル)と現状値の記載
  (3). 達成方法と技術開発の必要性判断

5. システム構想とモジュール構想
  (1). 品質表の作成
  (2). 全体システム構想のまとめ
  (3). サブシステム(モジュール)開発目標の決定
  (4). 目標のブレークダウン
  (5). 達成手段構想
     ・サブシステムの統合と全体システムの見直し

6.問題の未然防止方法
  (1). トラブルのパターン
  (2). 未然防止の基本的考え方
  (3). 具体的な手法(FTA、FMEA、ロバスト設計)

キーワード 製品開発 フロントローディング モジュール インターフェース アーキテクチャ 構想設計 基本設計 システム構想 モジュール構想 品質表
タグ 機械構造物設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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