〜 信頼性特性値、寿命データの見える化、信頼性データの解析技法、ワイブル型累積ハザードプロット法、寿命推定法 〜
・信頼性・安全性設計に活かし、トラブルを未然防止する手法を学び製品の品質保証に活かすための講座
・トラブルデータ解析について、効果的なワイブル解析法を修得し、製品の信頼性・安全性を確保しよう!
〜 信頼性特性値、寿命データの見える化、信頼性データの解析技法、ワイブル型累積ハザードプロット法、寿命推定法 〜
・信頼性・安全性設計に活かし、トラブルを未然防止する手法を学び製品の品質保証に活かすための講座
・トラブルデータ解析について、効果的なワイブル解析法を修得し、製品の信頼性・安全性を確保しよう!
企業内の各種試験から得られた、あるいは市場やお客様から提供された、信頼性・安全性データは製品の品質保証のために貴重なものです。これらの統計的な解析結果は、製品の信頼性・安全性設計に反映するだけでなく、製品の要求機能の検証や妥当性確認にも利用することができます。
このセミナーでは、業務で遭遇することの多い、部品・デバイスの故障データのワイブル解析および装置・システムの偶発故障データの統計解析を中心に、その基本から応用まで、初めての方にも分かるようにクイズや演習を行いながら習得します。
演習では、ワイブル確率紙やソーンダイク−芳賀曲線を用いて、手順に従って、寿命データの点推定や区間推定の方法を習得します。
なお、社内のインストイラクタとして役立つように、テキストには解析手法の原理が添えられています。
「ワイブル解析」は「信頼性七つ道具(R7)」の一つになります。信頼性七つ道具は、製品・サービスの信頼性・安全性トラブルの未然防止に役立つツールとしてまとめられたものです。
ワイブル解析では打点列が直線にならない場合や中途打切りされたデータが混じっている場合など初歩的方法では解析できないデータについても対応方法や解析方法についても詳しく述べます。
これにより、信頼性・安全性に関わるトラブルデータはほぼ解析可能になるでしょう。
ワイブル解析はコンピュータ化により合理的かつ短時間に行うことが可能です。
このセミナーでは、シェアウエアソフトCAREを用いた解析例、およびMS-Excelの関数を用いた解析例を紹介します。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 | ・設計・開発、製造技術、品質保証、サービス技術などの若手〜中堅技術者 ・信頼性・安全性に関する寿命試験データや市場使用データの解析に携わる方 ・故障時間データや寿命データの解析でお困りの方 |
予備知識 | ・特に必要としません、基礎からわかりやすく解説します |
修得知識 | 信頼性七つ道具とその効果的な使い方 ・信頼性データ解析技法(初等から高度な方法まで) ・日科技連型ワイブル確率紙による解析手順 ・ソーンダイク−芳賀曲線を用いた偶発故障データの解析 ※持参品 ・定規(平行線が引けるもの:できれば三角定規セット) ・関数電卓(exの計算ができるもの) |
プログラム |
1.信頼性・安全性トラブルの発生と未然防止
(1).信頼性七つ道具(R7)
(2).三位一体の信頼性解析
2.故障と信頼性の工学的取り扱い
(1).故障と信頼性
(2).信頼性特性値(尺度)
a.信頼度
b.故障率
c.寿命の代表値(MTTF、MTBFなど)
3.信頼性データのまとめ方
(1).信頼性データの種類
a.寿命(故障時間)データ
b.故障数データ
c.特性値経時変化データ
(2).寿命データの見える化
a.動作状態図(OS図)とデータ解析図(DA図)
b.寿命データの典型的なパターン
c.完全データと不完全データ(競合データ、打切りデータなど)
4.代表的な寿命分布とその特徴
(1).ワイブル分布
(2).指数分布とポアソン分布
(3).その他の寿命分布(正規分布、対数正規分布、極値分布)
5.信頼性データの統計解析マップ
・統計学に基づいたデータ分析とグラフ化
6.ワイブル確率プロット法
(1).確率プロットの原理とワイブル確率紙
(2).演習:データ解析図(DA図)の作成(完全データの場合)
(3).データの故障確率の推定法とその原理
(4).演習:ワイブル解析ワークシートの作成
(5).ワイブル解析の手順
a.ワイブルパラメータの推定
b.信頼性特性値の推定
(6).演習:ワイブル確率紙へのプロットと特性値の推定
(7).Excelによるワイブル確率プロット解析例(実演)
7.ワイブル型累積ハザードプロット法
(1).累積ハザードプロットの原理とワイブル型累積ハザード紙
(2).演習:データ解析図(DA図)の作成(不完全データの場合)
(3).データの累積ハザード値の推定法とその原理
(4).演習:累積ハザード解析ワークシートの作成
(5).演習:ワイブル確率紙への打点と特性値の推定
(6).Excelによるワイブル型累積ハザードプロット解析例(実演)
8.打点列(プロット)が直線にならない場合の対応
(1).複数の故障モードが競合して生じている場合(競合リスク型)
(2).位置パラメータが存在する場合
9.偶発故障データの数値解析(指数分布)
(1).MTTF(MTBF)の点推定とその原理(演習含む)
(2).MTTF(MTBF)の区間推定とその原理(演習含む)
(3).ソーンダイク-芳賀曲線の利用
(4).演習:故障ゼロのデータの解析
10.寿命データのノンパラメトリック推定(演習含む)
(1).カプラン‐マイヤーの寿命推定法
(2).区間打切りデータの寿命推定法(ターンブルの方法)
11.まとめと質疑応答 |
キーワード | ワイブル解析 信頼性データ 確率プロット 累積ハザードプロット 偶発故障 ノンパラメトリック推定 ハザード |
タグ | 信頼性試験・故障解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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