アルミニウム合金鋳造の基礎と 製品の高品質・高精度化およびトラブル対策

〜 アルミニウム合金の種類・特徴と溶解、溶湯処理、鋳造技術および各種不良・欠陥の発生原因トラブル対策・事例 〜

・利用範囲が非常に広いアルミニウム合金鋳造について、基礎からトラブル対策まで解説する講座

・製造現場で大きな問題となる各種不良の発生原因や欠陥を理解し、その対策をマスターするための特別講座!

講師の言葉

 アルミニウムおよびアルミニウム合金は自動車を中心とする輸送機器、建築・建設関係をはじめ、日常生活の様々な分野で利用され、鉄鋼材料とともに最も重要な金属材料である。今後も、ますます多方面で活用されてくるので、アルミニウムの持つ材料としての基本特性だけでなく、市場性も考慮しながら、今後の幅広い展開に対応するための基礎的な情報、技術基盤を確認する。

 また、最も上流の重要な工程である溶解・鋳造を中心としたさまざまな技術の詳細を確認する。特に、現場で大きな問題となる各種の不良や欠陥についてその本質を理解するとともに、その対応方法についても詳しく説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・アルミ溶解鋳造関係技術者全般:溶解・鋳造現場担当者、同左管理者、設備担当者 ・鋳物・ダイカスト関係技術者全般:アルミ合金鋳物、ダイカスト作業関係者、管理、現業全般 ・アルミ関係開発担当者:アルミ関係各種製品開発関係者 ・アルミ関係現場作業者:不良対策検討中、現場改善検討中の方
予備知識 ・業務で鋳造に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・アルミニウム・アルミニウム合金の特徴を学ぶことができる ・溶解、溶湯処理および鋳造技術を学ぶことができる ・アルミ合金の溶解・鋳造における問題点と解決の方向性を明確にすることができる
プログラム

 

1. アルミニウム市場概要

  (1). 歴史、製錬プロセス、世界での生産状況

  (2). アルミニウム鋳物・ダイカスト生産状況、リサイクルとの関係 

  (3). 用途・市場構成、世界生産状況

 

2. アルミニウムの特徴

  (1). 物理的、機械的性質の特徴、アルミニウムの強み

  (2). 各種市場での使用例

 

3. アルミニウム合金の種類

  (1). 合金系での分類、規格

  (2). 展伸材、主要合金・材料の特徴

  (3). 鋳物・ダイカスト合金、合金の特徴

 

4. 溶解、溶湯処理技術

  (1). 地金、原料、設備の概要と留意点

  (2). 溶解作業、溶湯処理と留意点

  (3). 配湯、給湯における留意点

  (4) 溶湯品質、溶湯品質評価技術

 

5. 鋳造技術

  (1). 展伸材、鋳物・ダイカスト、その他の各種鋳造・加工技術 

  (2). 凝固、鋳造性に及ぼす諸要因と留意点

  (3). 最近の各種鋳造・加工技術の展開状況

 

6. 各種不良・欠陥の発生原因とトラブル対策

  (1). 展伸材系での事例

  (2). 鋳物系での事例

  (3). ダイカスト系での事例

  (4). その他事例

キーワード 鋳物 ダイカスト合金 溶解 溶湯 鋳造 展伸材 
タグ 金属加工成形加工自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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