筋電信号処理・筋電センサの基礎と応用および最新技術 〜マイコン実習付〜

〜 筋電計測の基礎、筋電センサを用いた筋電計測体験、ロボットハンド・動作意図の推定・義手・パワーアシストへの応用 〜

・筋電信号処理・筋電インタフェースを製品開発への効果的に応用するための講座

・筋電計測の基礎から筋電センサによるロボットハンド制御まで実習を支えて修得できる特別セミナー! 

※PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 筋電位とは、筋収縮時に筋繊維が興奮することで発生する活動電位のことであり、その信号特徴から筋収縮の状態、転じて動作意図を読み取ることが可能であることが知られている。また、体表から簡便に計測できることから、筋電インターフェースは、人の動作意図をロボットに伝え制御するための非侵襲型マンマシンインタフェースとして多くの実用的な研究がなされてきた。
 本講義では、基礎的な筋電の計測原理や動作意図推定手法、また筋電インターフェースを用いたロボット制御に関する最新の研究動向などを、これまで講師が行ってきた筋電義手やパワーアシストロボットなど話を交えながら概説する。また演習では、実際に筋電センサを用いた表面筋電位の計測を行い、体験を通じて計測方法や注意点、TIPSを理解する。さらに、筋電センサで計測した信号をマイコンで処理しモータを制御するプログラム作成を行う。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年04月18日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・電子機器、ロボット、医療・福祉機器、その他関連部門の技術・開発者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・筋電の計測方法・筋電センサの設計または市販されている筋電センサの利用方法 ・筋電センサを用いたロボットあるいは情報機器の制御方法
プログラム

1.筋電計測の基礎
  (1).表面筋電位とは?
    a.筋収縮メカニズム
    b.筋電発生のメカニズム
    c.何が計測できるのか?
  (2).計測〜筋電センサ
    a.計測方法〜電子回路メカニズム
    b.筋電センサの種類
    c.実際に計ってみよう 〜筋電センサを用いた筋電計測の体験
    d.TIPS

 

2.筋電信号処理の基礎
  (1).フィルター設計
  (2).Time-domain特徴量
  (3).Frequency-domain特徴量
  (4).筋疲労と筋電特徴

 

3.応用事例
  (1).筋電特徴からの動作意図の推定方法
  (2).スポーツ工学等における筋活動評価
  (3).筋電義手
  (4).パワーアシストデバイスの制御

 

4.演習:筋電センサとマイコンを用いたロボット制御
  (1).概要
  (2).筋電センサの利用方法
  (3).マイコンによるモータ制御
  (4).筋電によるロボットハンドの制御

キーワード 筋電計測 筋電信号処理 筋電センサ 筋電インタフェース フィルター パワーアシスト ロボット制御
タグ 信号処理センサロボット医療機器生体工学
受講料 一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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