〜 安全機能の設計、ＰＬ計算方法、安全関連部の妥当性評価、安全機器の無効化防止方法とポイント 〜
・ＩＳＯ13849−1、−2に基づく制御システムの安全関連部の設計手法を解説する講座
・最新の機械安全の国際規格を修得し、機械制御システムのリスク低減に活かそう ！
機械設計における国際安全規格と安全設計への応用 〜 演習付 〜
講師の言葉
機械安全の国際規格では、機械設計者により危険源を適切なレベルまでリスク低減して、残留リスクを提示する事が、要求されており、特に制御システムでリスク低減を行う場合は、ISO13849−1、−2に基づき設計及び評価手法が定められています。
またたとえ制御安全により適切なレベルまでリスク低減されたとしても、生産性を考慮しインターロック装置を無効化する問題が顕在化しており、これを防止するために、2015年5月にガードと共同するインターロックの安全規格ISO14119が改定され、インターロックを無効化する動機がある機械については、インターロックの無効化を防止する方策を実施する事が求められている。
これらの最新の機械安全の国際規格に基づく、制御システムの安全関連部の設計手法及び妥当性評価方法、インターロックの無効化防止方策について、具体的なシステム構成例を挙げて解説します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 | ・機械、車載機器、ロボット、電子機器等における開発、設計、信頼性および安全性評価等に関わる方。または今後関わる予定の方 ・機械を使用している技術者、制御安全研究者の方 |
| 予備知識 | ・機械安全の基礎知識 ・制御の基礎知識 ・安全機器の原理原則、リスクアセスメント |
| 修得知識 | ・ISO13849−1、−2に基づく制御システムの安全関連部の設計手法 ・PL計算方法、妥当性の評価法 ・安全機器の無効化防止方法 |
| プログラム |
１． ISO13849−1：2015、ISO13849−2：2012に基づく制御システムの安全関連部の
設計と妥当性評加
（１）．機械安全の国際規格の体系とISO13849−1：2015、−2：2012の位置づけ
（２）．安全機能の同定
（３）．リスク評価PLｒの見積（リスクグラフによる）
（４）．安全機能の設計
（５）．制御システムの安全関連部のPL評価
（６）．ISO13849−2に基づく制御システムの安全関連部の妥当性評価
２．ISO14119に基づく安全機器の無効化防止方策
（１）．安全機器の無効化事例、ISO14119が改訂された背景
（２）．機械・設備の評価（安全機器を無効化する動機分析）
（３）．安全機器の無効化防止方策
３．システムの安全関連部のPL評価（演習問題）
（１）．セーフティドアスイッチをティドアスイッチによる
ガード開閉監視による安全な電源遮断
（２）．非常停止スイッチによる安全な電源遮断
４．ISO13849−1、ISO14119を踏まえた制御システムの安全関連部の設計事例
（１）．電磁ロック付セーフティドアスイッチを用いたロック監視及び
ガード開閉監視による安全な電源遮断（PL＝d、カテゴリ２、３）
（２）．直列接続したセーフティドアスイッチ又はセーフティドアセンサによる
2つのガードの開閉監視による安全な電源遮断
（３）．非常停止機能（非常停止機器が防護柵の内側に設置される場合と
外側に設置される場合について）
（４）．空圧器を用いた制御システムの安全関連部
５．まとめと質疑応答 |
| キーワード | 機械安全国際規格 安全機能設計 安全機器の無効化防止方策 安全な電源遮断 セーフティドアスイッチ 非常停止スイッチ ISO14119 ISO13849-1 |
| タグ | 安全、技術伝承、機械 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888
営業時間 月~金：9:00～17:00 / 定休日：土日・祝日