サウンドデザインによる製品価値の向上と実践ポイント 〜デモ付〜

〜 心理音響評価技術、自動車車室内の操作音を対象としたサウンドデザイン、サウンドデザインの実践的アプローチ 〜

・具体的なサウンドデザインのプロセスと一連のメソッドを実践的に修得するための講座

・音による付加価値向上の具体的手法を学び、製品開発へ応用しよう! 

・サウンドのサンプルを実際に聴いて確認しながら、具体的な問題解決やデザインアプローチの実践方法を知ることができます

講師の言葉

 音の基礎を図解を中心に学んだ上で、音質評価について、実音を用いながら、音質評価パラメータの適用事例を中心に紹介します。
 例えば、モータ音の異音のNG判定や、エンジン加速音の主観印象を説明するパラメータの抽出など。サウンドデザインの実践的なプロセスを概観し、自動車車室内の操作音を対象に、主観評価実験の方法、物理計測結果との関係性の見極め方、評価グリッド法を用いた知覚の言語化、重回帰分析を用いた感性のモデル化、音質改善のアプローチと検証に至るまで、一連のメソッドを紹介します。
 技術的視点だけではなく、音をどうデザインするかから、根源的な考え方も含め、今後サウンドザインによる差異化、価値向上を目指す企画・開発者やエンジニアにとって有用な情報をご提供します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車、機械、OA機器、IT機器の企画・設計・開発デザイナー、エンジニアの方 ・音によって商品に付加価値を加えたいと考えている方
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません ・広い対象において音による価値化を模索している人、音に興味のある人が望ましいです
修得知識 ・音の基礎、音質評価技術から、製品のサウンドデザインまでの広い範囲の音の知識が得られます ・豊富な事例とサウンドのサンプルを聴いて確認して頂くことができるので、具体的な問題解決やデザインアプローチの実践方法を知ることができます
プログラム

1.音質評価パラメータの利用方法
  (1).音の基本的性質(減衰、回折、干渉、遮音、吸音、残響、拡散)
  (2).聴覚の特性と評価量
  (3).音質評価技術
  (4).音質評価パラメータの適用事例

2.サウンドデザインによる音質改善
  (1).騒音低減と音質改善
  (2).音の感覚属性と外的基準
  (3).物理解析と主観評価の関係性の構築
  (4).音質改善のアプローチ

3.音に対する評価構造の可視化
  (1).評価グリッド法とは
  (2).評価グリッド法の適用事例
  (3).人の感覚のモデル化
  (4).モデル妥当性の検証

4.音の価値と関係性のデザイン
  (1).聴覚における「図」と「地」と「場」
  (2).「空間の音」から「場の音へ」
  (3).「静けさ」と「うるささ」
  (4).西洋の音、日本の音

5.新しいデザイン領域へ
  (1).音の起源と意味
  (2).人と機械(製品)のインタラクション
  (3).知覚と認知のプロセス
  (4).サウンドデザインの新しい領域

キーワード サウンドデザイン 感性価値 音質評価 心理音響評価 評価グリッド法 重回帰分析 インタラクション 音質改善 
タグ 精密機器・情報機器商品開発音声処理自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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