MOTの教科書では学べない、「3M流R&Dマネジメント」と新製品開発への応用 〜演習付〜

〜 3M流の新製品開発マネジメント、アイディア創出から商品化までのプロセス、アイディアを生み育てる9つの思考法 〜

・誰でもチャレンジでき、実績を誇る3M流の新製品開発マネジメントを解説する講座

・ポストイットなどのイノベーションを生み出し続けた元米国3M研究所長がアイディア創出から商品化までのノウハウを公開する特別セミナー!

・創造的な仕事をする方には必ず役に立つメソッドが満載のセミナーです

講師の言葉

 2016年12月、米国の研究者(3名)が、過去40年余の膨大なデータを精査し、大変興味ある論文を発表しました。その結論は、下記のように、従来の一般的理解を覆すものでした。 

 世の中では、「ベンチャーや新興企業が革新的なイノベーションを起こして既存企業と入れ替わる。言い換えると、創造的破壊によって経済が成長する」という考えをする人が多い。しかし、実証分析をしたところ、既存企業が自社製品・サービスを改良したり、社内で新製品開発を進めたことによる成長への貢献は、その寄与率が75%と大きい。しかも、近年はこの傾向が強くなっている。一方、いわゆる創造的破壊による成長への寄与は小さく、その寄与率は25%である。また、かつては活気があったものの、近年の寄与は低下しつつある。

 以上の結論は、私が3Mでの経験を基に、長年、主張してきた既存企業による新製品開発・商品化が、企業の持続的成長を支える源泉であるという主張と軌を一にしています。これは、『米国シリコンバレーのベンチャー企業や新興企業に見習い、我が国の企業も革新的なイノベーションを起こせ!』という、根拠に乏しい考えを提唱する日本のオピニオン・リーダーの方々に対し、新たな一石を投じるものです。

 2017年、こうした新たな状況を踏まえ、本セミナーでは、誰でもチャレンジでき、実績を誇る3M流の新製品開発マネジメントをご紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年10月18日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・製造業の研究開発、製造、営業、技術部門の方 ・ITやサービス業のほか創造的業務を遂行する部門の方
予備知識 ・ご自分の会社が今後も持続的成長を継続するに際し、懸念する問題点を考えておいてください
修得知識 ・自分が自主的に製品開発や新事業開発にチャレンジしてみたくなります。その時に、具体的に何から始めれば良いかのヒントを修得できます
プログラム

1.日本の技術革新を俯瞰する
  (1).基礎研究ただ乗り論への反省から生まれた日本の技術革新志向
  (2).成果が見えない政府の科学技術立国政策
  (3).成長戦略としての『科学技術イノベーション戦略2017』
  (4).イノベーションは技術革新だけでは成功しない
  (5).日本と米国におけるイノベーションの失敗例と成功例

2.イノベーションと新製品開発の基本的な違い
  (1).企業が成長するためにはイノベーションはなぜ必要なのか
  (2).イノベーション難民とは?
  (3).そもそも、イノベーションとは何か?
  (4).日本では、何故イノベーションが上手く行かないのか?
  (5).イノベーションは、誰が決めるのか?
  (6).企業がまず取組むべきは、イノベーションではなく、『新製品開発』

3.社員のモチベーションを高めるR&Dマネジメント手法 
  (1).企業の持続的成長を実現するには、社員の自主的な活躍が不可欠
  (2).社員のモチベーションを引き出す二つの方法
  (3).外発的動機付けの効果
  (4).内発的動機付けの効果
  (5).世紀のR&Dマネジメントに必要な社会科学の知識と実践

4.3M流の新製品開発マネジメント
  (1).3Mが積み上げたテクノロジー・プラットフォームは新製品開発の源泉
  (2).テクノロジー・プラットフォームは全社員が自由に使える3Mの財産
  (3).マックナイト会長は、社員のモチベーションを引出す方法を知っていた
  (4).自主性の尊重と失敗の許容
  (5).社員の自主性が生んだテクニカル・フォーラム組織
  (6).知っておきたい、新製品開発、誰でも出来る二つの『定石』
  (7).テクノロジー・プラットフォームの組合せから続々と生まれる新製品
  (8).最初は先駆者のコピーでも、やがてオリジナルを越えて新製品となる

5.成功事例 『ポストイット商品開発ストーリー』
  (1).1969年の出来事
  (2).スペンサー・シルバー博士が発見した不思議な糊
  (3).1975年の出来事
  (4).アート・フライ博士の執念が開発を支えた
  (5).本社の秘書たちが大活躍
  (6).商品化まで12年の月日
  (7).ポストイットの予期せぬ発展、今や600種類
  (8).36年間、世界ナンバーワンのポストイットの強さの秘密
  (9).紙と糊けの商品を支える3Mテクノロジー・プラットフォーム  

6.アイディア創出から商品化までのプロセス
  (1).アイディアを仲間で育てる新製品開発手法
  (2).意見交換のブレーンストーミングには6つのコツがある
  (3).先ずは、とにかく書き出すことからスタートせよ!
  (4).貼って剥がしてまた貼って。整理すると課題が見えてくる
  (5).取り組むべき課題は、ポストイットが教えてくれる
  (6).そして、商品化までの道筋が定まる

7.ポストイットを生んだ3MのR&Dマネジメント
  (1).新製品開発のモチべーションを高める自主性の尊重と失敗の許容
  (2).15%カルチャーはルールではない3Mの不文律
  (3).11番目の戒律 −汝、部下のアイディアを殺すなかれ
  (4).上司は血が出るまで唇を噛み締めろ
  (5).ブートレッキング(密造酒造り)は3Mの伝統
  (6).アイディア提案から社内起業家への道を開く独自のプログラム
  (7).社員の起業家精神を支援する経営者のスポンサーシップ
  (8).プロダクトチャンピオンたちの活躍

8.現状を改革する時に役立つ論理的思考プロセス
  (1).目的と手段を明確にする戦略と戦術の組み立て方
  (2).現状に惑わされると対処療法の罠に陥る
  (3).因果関係を解明し真の問題を見い出す方法
  (4).問題解決へのチャレンジを阻む現状維持メカニズム
  (5).現状改革不要論
  (6).取り組み手法への反対論の壁
  (7).同意した取り組み方法への不信の壁
  (8).取り組みの反動による新たな問題への懸念の壁
  (9).取り組みの実行による重大なリスク発生への不安の壁
  (10).変化することへの恐怖の壁

9.アイディア生み育てる9つ思考法(新村メソッド)
  (1).自由な発想でアイデアを生み出す、『素人発想法』
  (2).素直なアイディアをオンリーワンにする『目的思考』
  (3).素性の良いアイディアを周囲に知らせる『拡散思考』
  (4).アイディアの支持者を劇的に増やす『伝道師思考』
  (5).課題を共有しチームを結束する、『疑問解消会議』
  (6).予定通り計画を実行する『工程表作成の秘訣』
  (7).ゴールへの道筋を論理的に示す『サイエンス思考』
  (8).次々起こるボトルネック問題を解決する『問題解決思考』
  (9).確かな先行の展望を示す『ビジョナリー思考』

キーワード R&Dマネジメント イノベーション テクノロジー・プラットフォーム アイディア ブレーンストーミング ブートレッキング 論理思考プロセス 
タグ イノベーション技術経営研究開発商品開発問題解決・アイデア発想
受講料 一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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