手戻りのない構想設計の効果的な進め方とその実践 〜演習付〜

〜 仕様の明確化、構想設計(設計機能の分類と系統化、ポンチ絵・樹系図作成)の進め方、検証作業の効率化 〜

  • ポンチ絵や樹系図作成などの演習を通して、実践的に理解を深める講座!
  • 設計の目標値である「仕様」を重視した構想設計を行い、手戻りのない設計プロセス構築に活かそう!

講師の言葉

 「設計」には、「流用設計」と「新規設計」の二種類があります。流用設計に慣れてしまうと、「早く・安く」に主眼を置くあまり、「従来と同じ」などの理由で、設計の目標値である「仕様」を軽視した構想設計になりがちです。

 流用設計であれ新規設計であれ、構想設計とは「仕様」に基づき、「知恵・知識」で構造や機構を具現化する作業と言えます。このため、「仕様」があいまいな構想設計(構造や機構)では「設計検証」が無意味となり、「手戻り」を発生させる原因にもなります。

 今回のセミナでは、座学および演習を通じて、手戻りのない設計プロセスを踏まえた上で、構想設計の進め方を学びます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月08日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計業務に関わる方  (自動車部品、機械、電子機器など) ・その他、技術営業、CAD推進担当などで構想設計に関心のある方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・構想設計の効果的な進め方を理解できる ・設計プロセスを踏まえた上で、構想設計の進め方を理解できる
プログラム

第1部 講義

1.手戻りのない設計プロセス:仕様→構想設計→設計検証

※講義および演習を通して説明

  (1).仕様の明確化

    a.実現すべき機能を定義し、設計の目標値を決める

  (2).構想設計(機能・仕様の具現化)

    a.機能・仕様を実現する具体的な構造や機構を考える

    b.樹系図・ポンチ絵の活用=設計内容を機能別に分類し、系統化する

  (3).設計検証

    a.仕様に対するフィードバック

    b.各種ツール(3DCAD・CAE)を活用して、検証作業を効率化する

1−1.仕様の明確化

  (1).仕様とは

  (2).仕様の上下関係

  (3).重要なことを見抜く方法

  (4).順序立てて考える

    a.仕様は設計の目標値

    b.仕様に基づき、具体的な構造や機構を考える

1−2.構想設計の進め方

  (1).構想設計とは

  (2).樹系図・ポンチ絵の活用

    a.設計機能分類と系統化

    b.ポンチ絵

    c.樹系図3か条

  (3).モジュール化設計

1−3.設計検証

  (1).設計検証とは

  (2).機構や構造が仕様を満足するかチェック

  (3).3DCAD・CAEの活用方法

第2部 演習

1.仕様の決め方

  (1).要求仕様の明確化

  (2).コンセプトの設定

  (3).機能定義

2.構想設計の進め方

  (1).定義した機能の具現化

    a.アイデアの抽出

    b.ポンチ絵の作成

  (2).設計機能の分類と系統化

    a.樹系図の作成

    b.仕様との検証

3.設計検証

  (1).事例紹介

キーワード ポンチ絵 樹系図 要求仕様の明確化 設計プロセス 構想設計 設計の目標値 検証作業 モジュール化設計 設計機能分類
タグ 設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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