信号処理におけるノイズ除去技術とそのノウハウ

〜 ディジタル信号処理の基礎、定常性および突発性ノイズ除去技術 〜

・より高品質な音や信号を取り扱うための講座

・信号処理の基礎からディジタルフィルタの設計、さらに様々なノイズ除去技術を修得し、製品開発に活かそう!

講師の言葉

 大学で信号処理を学んだがどうも役に立たない。信号処理や音声処理に関する仕事に従事しているが、実際のところよくわかっていない。音声処理ソフトを使って音声の加工はできるが、その原理は知らない...などという方を対象に、信号処理の基礎からディジタルフィルタの設計、さらに様々なノイズ除去手法をわかりやすく解説します。

 本講義では、各種のデモに加え、参加者の声をリアルタイムで処理する実験も交えながら学習を進めます。信号処理の基礎技術やノイズ除去の効果などを体感することで、より理解が深まるでしょう。また、音声や聴覚の特性についても説明します。講義の中では、少し数学の知識も使いますが、ゆっくり解説しますので、ぜひご理解いただき、今後の信号処理技術やノイズ除去技術の開発・勉強に役立てていただければ幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月27日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ディジタル信号処理について基礎学習を終えたが、次のステップに進めないと考えている方 ・ディジタル信号処理に従事している技術者、研究者の方 ・ディジタル信号処理の音声への応用技術に興味をお持ちの方 ・電装品、無線機器、携帯端末、通信、家電、計測器、ロボット、機械他、関連企業の方
予備知識 ・過去に信号処理を学んだことがある方が望ましいですが、高校程度の数学の知識があれば十分理解できると思います
修得知識 ・信号処理の基礎から応用への橋渡し部分 ・ディジタルフィルタの基礎知識 ・音声の基本的な性質 ・適応フィルタの基礎 ・音声のノイズ除去方法
プログラム

1. ディジタル信号処理の基礎
  (1). ディジタル信号と周波数特性
  (2). 窓関数とオーバーラップ加算
  (3). スペクトログラム

2. FIRフィルタ
  (1). 帯域通過フィルタの設計
  (2). 適応ノイズキャンセラ

3. ノッチフィルタ
  (1). ノッチフィルタの設計
  (2). 適応ノッチフィルタによるハウリング除去

4. 音声と聴覚の性質
  (1). 発声のモデルと聴覚特性
  (2). 音声・聴覚特性を利用した音の変換技術

5. 定常性ノイズ除去
  (1). スペクトル減算法
  (2). ウィーナーフィルタ
  (3). スペクトルゲインの設計法

6. 突発性ノイズ除去
  (1). 線形予測法
  (2). ゼロ位相信号法

キーワード 信号処理 ノイズ除去 周波数特性 スペクトグラム FIRフィルタ ノッチフィルタ スぺクタル減算法 ウィーナフィルタ スペクトルゲイン 音声処理
タグ 信号処理通信音声処理回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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